セレクトコートさび鉄構造物リニューアル工法


登録番号

1799

画像

登録番号(NETIS)

SK-220006-A

評価結果

レベル2

区分

工法

分野

道路 /道路維持修繕工

新技術名称

セレクトコートさび鉄構造物リニューアル工法

副題

錆除去不要、浮きサビのみを除錆処理後、残置の赤錆を安定な黒錆に錆転換・不 働態被膜化して活用、化学的除錆と防錆を同時に施工する工法

従来技術名称

Rc-1塗装系

問い合わせ先

アルファペイント株式会社 03-6423-1390

概要

@何について何をする技術なのか? ブラストなどのサビ除去を行うことなく、浮きサビ(層状サビ、こぶ状サビ)のみを除去後、残置の赤錆を安定な黒錆に 錆転換、鉄素地/黒錆/塗膜の一体化・不働態被膜防食構造を形成し、腐食因子を阻止して化学的除錆と防錆を同時に施 工するサビ鉄構造物等のリニューアル工法 A従来はどのような技術で対応していたのか? Rc−1塗装系。ブラストなどを用いて素地調整を行う工法であり、1種ケレンが必要となる。 なお、発錆が軽度の場合には、その程度に応じて、Rc−U又はRc−V塗装系を用いることもある。 B公共工事のどこに適用できるのか?⇒【鋼構造物等の塗替塗装工事】 橋梁、スノーシェッド、鉄塔、水道設備プラント等の大型鋼構造物/防護柵、防音遮音柵、防雪柵、照明柱、ガードレー ル等の付帯鋼構造物/空港港湾設備、河川ダム設備、公園設備、津波避難タワー等の鋼構造物/立体駐車場、受電受水設 備、鋼製屋根など鋼構造の建築物全般

活用に当たっての留意事項

@セレクトコートN-300塗装工⇒発錆した鉄部に限定した部分塗装 ・残存する活膜との重なり部分を含めて施工面積を積算 ・標準施工量:発錆部面積⇒30%150u、50%200u、75%250uに修正 A中塗り補強工及び重防食上塗り塗装工⇒自社製品又は他社製品仕様選択可 @気温5℃以上、湿度85%以下で施工し、塗布面が雨などで濡れる悪天候時は施工不可。 A容器の底から十分に攪拌、均質な状態の塗料を必要量を小出し、残余は容器に戻さない。 B業務用充電式スプレーガンに水性強力錆転換剤を充填⇒スプレーのように噴射塗装可能 (道路パトロール時の簡易防錆施工や奥まった狭隘部に対する塗装に効果的)

適用可能な箇所

(適用できる条件) @片手で手動工具、刷毛、ローラーが取り扱える程度の作業スペースが必要である。 A高所作業車バケット程度の作業スペースでも施工可能である。 B(特に効果が高い)高温多湿、直射日光が厳しい海岸付近で、塩害が激しい地域


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このページに関するお問い合わせ

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