スーパーE−ユニット


登録番号

1392

画像なし

登録番号(NETIS)

CB-050029-V

評価結果

レベル3

区分

材料

分野

河川・砂防 /河川海岸

新技術名称

スーパーE−ユニット

副題

袋詰め根固め工法用袋材

従来技術名称

袋型根固め工法用袋材(従来タイプ)

問い合わせ先

ナカダ産業株式会社
0547-45-3141

概要

 当材料は1重ラッセル網地からなる袋材で、玉石、割栗石、コンクリート塊等を充填し、河川海岸の橋脚や穏やかな海岸における根固め工、緊急時の水防資材に用います。  波力に対する水理実験を行なっており、潜堤や離岸堤の洗掘防止材としての適用が可能です。従来は繊維が細く、強さも弱い2重の袋材を用いていました。新技術は、従来技術に較べいずれの項目も2倍近い性能を示しています。500o程度のコックリート塊を充填しても破れ難い構造です。また、環境ホルモンを含まない事を試験により確認しています。               特に効果の高い適用範囲は築堤・護岸の根固め、床固めとして据え付ける場合です。

活用に当たっての留意事項

・袋材を流水の大きな河川、あるいは転石が著しい河川に適用する際には、流水による移動、変形、転石および、流水による摩耗破談の可能性を検討した上で、当該根固め工に期待する機能と河川および、水理条件をふまえて適用条件を検討すること。

適用可能な箇所

・河川・橋脚などの根固め工、洗掘防止工として適用出来ます。 ・波力に対する安定性試験を実施しており、離岸堤や潜堤の洗掘防止材として適用出来ます。 ・1〜4tで25o6〜8t用で50oの目合いであり、中詰め材同士の空隙も比較的大きいため、魚類の棲家としての適用も可能です。 ・生分解性素材を用いた本袋材に炭を詰めて河川の水質浄化用途として用いた事例もあります。  三重県名張川に6年間毎年施工を行なっています。 ・本製品の網地の引裂き強さは従来製品の2倍以上としています。このため、護岸等を砕いたコンクリートブロックを中詰めして仮置きし、再度本設に用いる等の適用も可能です。  (試験では、直径が500oのコンクリート塊の中詰めも可能でした)


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このページに関するお問い合わせ

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