SAAMシステム


登録番号

1593

画像

登録番号(NETIS)

SK-070009-V

評価結果

レベル3

区分

分野

共通工 /法面工

新技術名称

SAAMシステム

副題

足場を用いず、交通規制なしで、グラウンドアンカーの緊張力の分布状態を面的に診断する技術。

従来技術名称

緊張油圧ジャッキによるリフトオフ試験

問い合わせ先

昭和設計株式会社 地質調査室
054-252-1852

概要

1)何について何をする技術なのか SAAMシステムは、グラウンドアンカー工を持続可能な資産として維持管理するためのマネジメントシステムで、アンカー工の面的な緊張力の分布を把握することにより、適切な維持管理方法(対策工法や範囲等)について提案する技術です。 2)従来はどのような技術で対応していたのか 従来は、センターホール型油圧ジャッキを用いたリフトオフ試験にて対応していた。このジャッキは大型で重いため、クレーン等での搬入撤去、足場の仮設、交通規制等を伴っていた。 3)公共工事のどこに適用できるのか グラウンドアンカー工の点検調査および維持管理に適用できる。

活用に当たっての留意事項

(設計上の留意点) ・アンカー工のり面の下見を行い、試験箇所や搬入方法などの検討が必要です。 ・施工後長時間経過したアンカー工については劣化の恐れがあり、破断等に対して十分な安全対策の検討が必要となります。 (施工上・使用上の留意点) ・必要に応じて搬入路等の伐採作業が必要となります。 ・ロープ高所作業の調査として安全を確保する必要があります。 ・のり面の面的調査は、全アンカー本数の1/2〜1/4程度を目安とした間引き調査が必要。

適用可能な箇所

グラウンドアンカー工の点検調査および維持管理に適用できる。


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このページに関するお問い合わせ

交通基盤部建設経済局技術調査課
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