3次元設計データを活用した土木施工支援システム


登録番号

1384

画像なし

登録番号(NETIS)

CB-100052-A

評価結果

レベル2

区分

分野

その他 /その他

新技術名称

3次元設計データを活用した土木施工支援システム

副題

3次元設計データを利用し、出来形管理・丁張設置・路線設置・測量業務で高効率+高品質を実現する施工管理システム。

従来技術名称

2次元はTS、高さはレベルによる土木測量業務

問い合わせ先

株式会社建設システム
0545-23-2600

概要

当技術は3次元設計データを活用し、土木測量(路線設置・丁張り・出来形管理)においてデータコレクタを使用します。着工前から完成検査まで常に設計データを常備し、既定断面または任意断面における設計データとの比較をリアルタイムに行いながら作業を行えます。 @「TSを用いた出来形管理の監督・検査要領(案)H22年3月」に対応しています。 A3次元設計データの活用で、事前の座標計算や距離・角度計算が不要。現場のどこでもすぐに測設が可能。 Bどこでもリアルタイムに丁張りに必要な計算結果がすべて把握できます。設計データに対する出来形確認が可能。 Cチェックしたい計測点や出来形観測点も自由自在に安全性を考慮した移動ができます。危険を伴う箇所ではノンプリズムによる観測でのチェックが可能です。 Dモータードライブのトータルステーションの場合、ワンマン測量により、作業員の人件費削減や安全性の確保ができます。

活用に当たっての留意事項

・3次元設計データが必須になるため、着工前に平面線形+縦断線形+横断形状を図面から読み取り作成する必要があります。 ・横断の構成点を縦断的に接続する作業が必要になります。 ・トータルステーションのよる出来形管理を行う場合は管理対照点の設定が必要です。 ・施工では、後方交会法にて器械点を算出する場合、利用する2点以上の基準点の夾角が30度から150度以内となる2点の組み合わせが1つ以上必要。 ・基準点と器械点までの距離は、2級TSは150m以内、3級TSは100m以内。

適用可能な箇所

【自然条件】データコレクタは温度−30℃から60℃で使用でき、防塵・防水型(国際規格IP67)・耐ショック性ですので小雨や現場での作業性に対応したハードです。 【現場条件】TSとプリズムの視通が必要である。


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このページに関するお問い合わせ

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