ツナイダル/Znaidal


登録番号

1359

画像なし

登録番号(NETIS)

KT-060057-A

評価結果

レベル3

区分

製品

分野

道路 /橋梁工

新技術名称

ツナイダル/Znaidal

副題

ゴム被覆チェーン式落橋防止装置

従来技術名称

PCケーブル式落橋防止装置

問い合わせ先

株式会社ブリヂストン 建設資材販売促進部 免震・制振装置販売促進課
03-5202-6865

概要

当技術は地震時に橋梁の上部構造が下部構造から逸脱して落下するのを防止するための落橋防止装置である。  従来のめがね型やリンク式と呼ばれる落橋防止装置は、温度変化を逃がすための遊間を有していることと変形性能が乏しいことから、地震時に衝撃力を受けやすく、さらに、橋軸直角方向の桁変位に追随しにくい構造であったため、兵庫県南部地震において致命的な損傷を受け、落橋に至った橋梁もみられた。  当技術では、高強度チェーンにゴムを充填かつ被覆したことで、変形とともに抵抗力が漸次増大するため、衝撃力を大きく緩衝することができ、なおかつ、任意方向に変形しうる追随性を実現し、また、U字型構造のため形状がコンパクトで、景観性や施工性にも優れている。特に効果の高い適用範囲は建築限界や、河川断面の阻害が懸念される制約条件の厳しい耐震補強工事である。

活用に当たっての留意事項

【設計】@定着ピン径は弊社が設定する「取付ピン径」以下としてください。Aブラケットとツナイダル端部のゴムには10mm以上の隙間を確保してください。B3リンクタイプは固定支点でのみ適用可能です。C製品の呼び荷重を約1.5倍した数値が、製品の地震時許容荷重となります。  【施工】@既設橋梁への設置に際しては、取付部の鉄筋探査など、事前調査を入念に実施ください。Aツナイダルには調整可能代がありますが、ブラケットの位置ズレは極力修正してください。B端末リンク塗装部を傷つけてしまった場合は、同系塗料にてタッチアップを施してください。Cツナイダル近傍で溶接作業の際は、防火保護シートなどでツナイダル本体を覆ってください。

適用可能な箇所

@自然条件:制約なし A現場条件:橋梁の桁端部で、ツナイダルの設置空間があること。B特に効果の高い適用範囲:建築限界や河川断面の阻害が懸念される制約条件の厳しい耐震補強工事。


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このページに関するお問い合わせ

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