SRS工法


登録番号

1321

画像

登録番号(NETIS)

QS-070007-A

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

道路 /道路維持修繕工

新技術名称

SRS工法

副題

ポリマーセメントモルタル吹付けによる既設RC橋脚の耐震補強工法

従来技術名称

鋼板巻立て工法

問い合わせ先

RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け補修・補強工法協会
045-471-5971

概要

既設RC橋脚の一般的な耐震補強工法である板接着工法は橋脚基部の補強を行う際に基部定着や根巻きコンクリートが必要となる。 鋼板接着工法の基部定着やRC巻立て工法は、巻立て厚がt=250mm以上必要である。そのため、建築限界・河積阻害率等の構造寸法上の制約や橋脚基礎への負担増加などの問題から採用が困難な場合がある。本工法は、補強鉄筋を既設橋脚面に接触配置し、所定のかぶりを確保するまで特殊ポリマーセメントモルタルを吹付けることで既設橋脚と一体化し耐震性能を向上させる工法で、巻立て厚はRC巻立て工法の約1/5程度に抑えることが可能である。  また、本工法は巻立て厚さが薄いことから橋脚基礎への負担も低減する事が可能である。

活用に当たっての留意事項

・道路橋示方書耐震設計編に基づき設計が可能。 ・RC巻立てと同様な計算手法で構造設計を実施する。 ・鉄筋は橋脚面に接触配置する。

適用可能な箇所

・河積阻害率や建築限界等の寸法上の制限や、重量増加に伴う基礎及び地盤への負担増が問題となる橋脚(道路橋、水管橋、鉄道橋、歩道橋、樋門など)に適用可能。 ・基部の耐荷力向上 ・段落とし部の補強


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このページに関するお問い合わせ

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