デルタックス工法


登録番号

1754

画像なし

登録番号(NETIS)

評価結果

レベル2

区分

工法

分野

共通工 /法面工

新技術名称

デルタックス工法

副題

斜面の表面保護や既設吹付面の滑落防止工法

従来技術名称

簡易吹付法枠(ソイルクリートAタイプ)

問い合わせ先

エコ・パワーネット工法会
03-5366-9838

概要

デルタックス工法は、高強度ネットである「デルタックス」にL型アンカーピンを組み合わせ、のり面・斜面の保護や既設吹付面の剥離・滑落を防止するのり面・斜面対策工である。 のり面、自然斜面全体は概ね安定しているが、表層部が脆弱な状態を呈し、落石等が予想できる場合や植生工だけでは将来の表面の安定化が懸念される場合にも適用する。 アンカーピンの固定方法には2種類の手法があり、表面保護型としてアンカーピン打設による固定方法と、既設吹付面を対象とし、地山穿孔後にセメントミルクによる孔内充填方式とがある。 従来工法としては、吹付枠の採用が多いが、デルタックス工法は低コスト、工期短縮、簡易機械による利点がある。

活用に当たっての留意事項

デルタックスの設計耐力は照査結果から2.3kNを確認しています。これは、1u厚さ10cmモルタル吹付、単位体積重量23kNの抑止力に相当するものです。概要としては、この規模を超えないものにおいて対応が可能です。

適用可能な箇所

力学的計算に基づく設計手法は取りません。表面の薄い層厚の抑え、既設モルタル面表面の剥離滑落防止に対応する工法です。


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