調査用リモコンボートによる深浅測量(音響測深)


登録番号

1625

画像

登録番号(NETIS)

KK-080050-V(活用促進技術)

評価結果

レベル3

区分

分野

その他 /その他

新技術名称

調査用リモコンボートによる深浅測量(音響測深)

副題

GNSSと音響測深機を装備したリモコンボートによる深浅測量システム

従来技術名称

レッド測深又は音響測深での深浅測量(現場作業)

問い合わせ先

不二総合コンサルタント
053-439-6120

概要

1)何について何をする技術なのか?  ・河川、ダム、海岸、港湾等の水域部の水深を測定する。  ・GNSS(VRS方式)との連動により、位置、水深、標高(T.P)の連続データ取得が可能。  ・遠隔操作で安心:乗船しないので座礁転覆や転落の危険がない。何らかの理由で通信遮断されても船体は自動回帰する。  ・クリーン性能:電動モーターのため排煙、油流出がなく、低騒音。 2)従来はどのような技術で対応していたか?  ・有人船(傭船)によるレッド・ロッド測深または音響測深で対応していた。 3)公共工事のどこに適用できるのか?  ・地形測量等(深浅測量、堆砂測量、水路測量、施工管理測量)

活用に当たっての留意事項

(設計) ・水深1〜3mで最大の効果が得られるが、水深3mより深いフィールドでは、現場条件により従来技術のほうが船速(=効率面)で有利となることもある。このため、作業計画段階において、対象フィールド及び計測手法の特徴を踏まえた計画の立案により、計測手法の選択を行うことが必要である。 (施工) ・遠隔操作距離が最大800mであるため、操作する場所の確保が必要である。 ・波浪によるリモコンボート動揺の影響は、指向角が6°であるため誤差の軽減が図れるが、記録データは誤差を完全には除去できないため、処理過程において適切な凹凸補正処理を行う必要がある。(従来技術と同様)

適用可能な箇所

・地形測量等(深浅測量、堆砂測量、水路測量、施工管理測量)


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このページに関するお問い合わせ

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