トンネルはく落対策工「ハードメッシュ」


登録番号

1682

画像

登録番号(NETIS)

KT-190006-A

評価結果

レベル2

区分

工法

分野

道路 /道路維持修繕工

新技術名称

トンネルはく落対策工「ハードメッシュ」

副題

難燃性炭素繊維製グリッドとガラスメッシュを一体化したネット系のトンネルはく落対策工法

従来技術名称

はつり落とし工や断面修復工等の補修工法

問い合わせ先

前田工繊株式会社
052-971-8020

概要

本技術は、高剛性の難燃性炭素繊維製グリッドとガラスメッシュを一体化したネット系のトンネルはく落対策工法で、従来は、はつり落とし工や断面修復工等の補修工法で対応していた。本技術の活用により、トンネル覆工面全体の安全性向上が図れる。 1)何について何をする技術なのか? 高剛性の難燃性炭素繊維製グリッドとガラスメッシュを一体化したネット系のトンネルはく落対策工法 2)従来はどのような技術で対応していたのか? はつり落とし工や断面修復工等の補修工法 3)公共工事のどこに適用できるのか? トンネルのはく落対策工事

活用に当たっての留意事項

(設計上の留意事項) トンネル環境を確認し、拡張アンカーの長さ・下地処理の有無を決定する。ハードメッシュを複数枚設置する場合は継手部は1マス分を重ねて設置する。断面欠損による凹凸が大きい場合は、ハードメッシュの設置自体が困難になるため、必要に応じて凹凸部の断面修復を行う。 (施工上の留意事項) アンカーボルトの設置位置は目視や打音検査等で確認し、コンクリートの健全な箇所とする。削孔は、所定のピッチ,径,深さでコンクリート面に直角となるように施工を行う。固着力の低下が生じないように、アンカー本体の末端部は孔底に接しないようにする。

適用可能な箇所

トンネルのはく落対策工事に適用可能。特に、地山の湧水が常時接触しコンクリート劣化が促進されるトンネルや、交通量が多く、振動・荷重等が厳しいトンネルにおいて効果が高い。


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このページに関するお問い合わせ

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