タフグリーン工法


登録番号

1301

画像

登録番号(NETIS)

KT-040082-A

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

共通工 /法面工

新技術名称

タフグリーン工法

副題

荒廃地の植生回復を可能とする緑化工法

従来技術名称

植生基材吹付工

問い合わせ先

タフグリーン工法研究会
048-833-2225

概要

県内産バーク堆肥もしくは破砕した支障木を主とした植生基盤に短繊維と「泥炭腐植土」を混入し斜面に吹き付け,その上から「土壌侵食防止マット」を敷設する工法である。              @保肥・保水性に優れた泥炭腐植土とマルチング効果に優れた土壌侵食防止マットの効果により,基盤材の乾燥を抑制し保水性を維持することで,基盤材を安定することができるため,生長の早い外来草本種に依存した急速緑化を必要とせず,生長の比較的遅い在来木本種や郷土種による景観的違和感の少ない植生回復・復元が可能である。 Aまた土壌侵食防止マットの耐侵食性によって,基盤や濁水の流出を抑制することから,環境にも優しい工法である。 B支障木等をチップ化し導入することも可能なため,リサイクル性の高い工法である。

活用に当たっての留意事項

@自然条件は勿論,気象,植生,土壌分析等を調査し,現場に則した緑化目標を組立て,基盤厚,導入種等の検討を行う。(設計) A斜面の凹凸が激しい箇所では,土壌侵食防止マットが浮き上がらないように増しピン等でしっかり固定する。(施工)

適用可能な箇所

@斜面勾配が1:0.3より緩い斜面。 A亀裂が発達した岩盤から土砂部。


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このページに関するお問い合わせ

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