箱型擁壁「フリーウォール」


登録番号

1225

画像

登録番号(NETIS)

CB-040038-A

評価結果

レベル3

区分

製品

分野

共通工 /擁壁工

新技術名称

箱型擁壁「フリーウォール」

副題

可撓性を有する大型ブロック積み擁壁

従来技術名称

大型ブロック積み擁壁

問い合わせ先

昭和コンクリート工業(株)
営業  054-281-7200、技術  058-255-3337

概要

 「箱型擁壁」は、箱型形状をした底版の無いプレキャスト枠材と単粒度砕石を用いた中詰め材及び裏込め材からなり、箱体を空積みで階段状に積み上げ、中詰め材及び裏込め材を十分に締固めることで、地山あるいは裏込め土などに支えられながら自重によって土圧に抵抗する形式の擁壁である。  箱体同士は、コンクリートをほとんど使用しない非連結の空積み構造で上下・左右共に未連結なため、フレキシブルで可撓性を有する柔構造形式の擁壁であり、寺勾配、均一勾配など勾配設定の自由度が高く、箱体は反転組合せができ一種類の部材でコーナー部、曲線施工に容易に対応できる。   箱体前面の小段は、専用の植生用枠材(グリーンカップ、有孔客土管)を設置して緑化が可能で、多様な自然環境や景観に配慮した擁壁を構築することができる。

活用に当たっての留意事項

1.中詰材、裏込め材、基礎部に用いる材料は、十分なせん断抵抗力(φ=35°以上)が得られ、施工中において材料の分離が少ない材料を用いる。                           2.箱型擁壁の適用高さは、原則的に10m以下とする。ただし、高さ10mを超える箱型擁壁については、別途発注者と協議のうえ、設計・施工を検討することができる。

適用可能な箇所

盛土部、切土部両方に適用できる。                                      【法勾配】 1:0.3〜1:1.0                                             【土質条件】 レキ質土、砂質土、粘性土について安定計算により検討を行う。


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このページに関するお問い合わせ

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