トリグリッド補強土壁工法


登録番号

1394

画像なし

登録番号(NETIS)

KT-110039-A

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

共通工 /擁壁工

新技術名称

トリグリッド補強土壁工法

副題

経済性・安全性に優れたジオテキスタイル補強土壁工法

従来技術名称

テールアルメ工法

問い合わせ先

岡三リビック株式会社
054-221-7661

概要

当工法は、樹脂製の補強材(トリグリッド)と軽量な鋼製壁面材(フラットパネル)を組合わせ、安全かつ経済性に優れた補強土壁を構築します。  トリグリッドは高強度ポリエステル繊維を束ねたものを芯材とし、ポリプロピレン樹脂を被覆材として格子状に平織したことにより、土との摩擦特性が良く、柔軟性に富んでいるため土との一体性に優れます。フラットパネルは壁面材同士を結合させることで壁全体を一体化し、また盛土に先立っての壁面施工が可能なため盛土作業時の転落抑制効果が期待できます。  特に効果の高い適用範囲は盛土造成工事、道路拡幅工事、災害復旧工事、景観対策工事、構造物へのアプローチ道路、構造物の土留め等、1:0.6よりも急な法面勾配(1:0.2程度まで)を有する盛土工事に用いることができます。

活用に当たっての留意事項

・のり面勾配が1:0.6以上の緩い勾配の場合は補強盛土として設計計算を行う。 ・降雨時、降雪時には作業を行わない。 ・雨水の盛土体内への侵入を最小限とし、まき出し、敷均し後は、締固めせずに放置してはならない。

適用可能な箇所

@現場条件:資材搬入用の車両が進入できること。資材の仮置きスペースが確保できること。 A自然条件:pH=5〜9(ジオテキスタイルマニュアル「土の一般条件B」)、雰囲気温度-40℃〜50℃であること。 B壁高18mまで。有機質を除く礫、礫質土、砂、砂質土は適用可。シルト、粘性土、火山灰は条件付き適用可。


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このページに関するお問い合わせ

交通基盤部建設経済局技術調査課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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