循環式ブラスト工法


登録番号

1484

画像

登録番号(NETIS)

KT-230027-A

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

道路 /道路維持修繕工

新技術名称

循環式ブラスト工法

副題

耐摩耗性及び靭性の高い研削材を使用して循環再利用を図ったブラスト工法

従来技術名称

オープンブラスト工法

問い合わせ先

一般社団法人日本鋼構造物循環式ブラスト協会
03-3626-3955

概要

 鋼橋の塗替え工事において古い塗装やサビを除去する下地処理のうち素地調整程度 1種としてブラスト工法にて行います。従来は、オープンブラスト工法で研削材(ガーネット、金属スラグ等)を塗装面に圧縮空気で投射します。しかしこの研削材は、一度 使用すると全て粉砕して産業廃棄物になってしまう為、大量の産業廃棄物が発生しました。研削材を循環再利用することにより発生する産業廃棄物を大幅に削減した。また研削材に耐摩耗性及び靭性の高い高炭素鋼グリット及びステンレス系研削材を使用して研削材の破片の刺さりを防ぎ素地調整の品質向上を図った。  鋼橋には塗替え工事や、鋼構造物の塗替え工事、特に塗膜にPCB,鉛などが含まれる場合には産廃処分費を大幅に削減する効果があります。またコンクリート橋脚巻き立て工事におけるコンクリート表面処理も施工できます。

活用に当たっての留意事項

(設計) 既設塗膜にPCB,鉛などが含まれる可能性がある場合には、事前に成分分析試験を実施する。  ・PCBについては、含まれる濃度により安衛法の取り扱いが変わります。  ・鉛が含まれる場合には、鉛作業主任者の配置が必要です。 (施工) ・既設塗膜にPCB,鉛などが含まれる場合 塗料カスは、特別管理産業廃棄物処分になります。特に  PCBが含まれる場合には、産業廃棄物の管理主体が発注者になります。 ・研削材に高炭素鋼グリット及びステンレス製研削材を使用することで研削材の破片の突き  刺さりを防ぐことができ素地調整の品質向上が図れる。

適用可能な箇所

鋼橋の塗替え工事 等


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このページに関するお問い合わせ

交通基盤部建設経済局技術調査課
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