パネルHBB(パネル・Hビーム・ブリッジ)


登録番号

1220

画像

登録番号(NETIS)

HR-030028-V

評価結果

レベル2

区分

工法

分野

道路 /橋梁工

新技術名称

パネルHBB(パネル・Hビーム・ブリッジ)

副題

I形鋼合成床版と主桁を一体化し、コスト競争力・施工性を向上させた新形式H形鋼橋梁

従来技術名称

PC桁橋(支間長30m以下)

問い合わせ先

03-3275-5918
新日本製鐵株式会社 橋梁新事業グループ

概要

■パネルHBBは、支間長が30m以下の中小規模の道路橋、林道橋、農道橋、歩道橋に適した新型H形鋼橋梁です。■部材の標準化、構造の簡素化により製作コストを抑え、PC橋と同等以上のコスト競争力を実現しています。■主桁と合成床版を工場であらかじめ一体化することで、桁架設の省力化、床版型枠および桁下足場を省略を行い急速施工、安全施工を実現しています。■連続桁への対応も可能です。プレテン桁と同様の現場連結方式を用いていますが、桁架設に先立ち鋼横桁を設置してあるため、支承の数を減らすことが可能で、簡単、高品質に施工を行うことができます。■鋼構造の採用により、コンクリート橋に比べ死荷重が軽減できるため、新設工事の他、既存下部工を利用した上部工更新工事にも適しています。

活用に当たっての留意事項

・設計の考え方については、開発者資料「パネルHHBの設計・施工マニュアル(案)平成15年12月」を参考にする。 ・主桁はH形鋼のH390〜H1000までの8種類、材質はSM490YBとSMA490BWを標準仕様としている。 ・H1000関してはSM490Y材のみの対応となる。(耐候性鋼材は使用不可) ・部材継ぎ手を設ける場合は、現地での地組立スペースが必要となる。

適用可能な箇所

・支間長が30m以下の中小規模の橋梁に適用できる。(斜角70°以上、曲線は支点部での折で対応=床版出幅1.0m以内) ・曲率半径R≧(L^2)/4が目安。


[ 全文書:PDF形式ファイル ]

pdfファイル

このページの先頭へ戻る

このページに関するお問い合わせ

交通基盤部建設経済局技術調査課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2131
ファクス番号:054-221-3569
gijyutsukanri@pref.shizuoka.lg.jp