グラベール工法


登録番号

1230

画像

登録番号(NETIS)

QS-050011-A

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

共通工 /法面工

新技術名称

グラベール工法

副題

団粒効果による法面侵食防止および植生促進

従来技術名称

客土吹付工 1cm

問い合わせ先

株式会社 ライズ
(営業)株式会社 ライズ 営業部 TEL 0545−55−3910 (技術) レモン通商株式会社 グラベール事業部 TEL 099−298−8731

概要

 細かい土壌粒子が、隙間なくビッシリとくっつきあっているような土壌は、水もち、水はけが悪く、空気が入りにくいので、植物の根が健全に育ちません。そこで、有機物などをほどこして、土壌粒子の大きい団粒構造にしてやることが、「土づくり」のひとつの重要な方法です。しかし、有機物をうまく腐らせ、副作用なく効果をあげるには、その資材の特性に、水や温度などの条件がピッタリとあわなければなりませんから、容易ではありません。そこで開発されたのが、面倒なくストレートに土壌粒子に作用し、粒子が大きい団粒構造をつくり出すことができるグラベールです。(植生促進)  グラベールのもつイオンによる土の凝集効果で、架橋作用による三次元構造を形成し、乾燥湿潤を繰り返しても崩れない、強固な耐侵食層を形成します。(侵食防止)

活用に当たっての留意事項

グラベールは、土壌粒子の粘土・シルトとすぐに反応し、強固な団粒構造を形成します。しかし、水との希釈濃度により、効果の発現を左右するので、降雨・積雪時の施工は、避けてください。また、強風時は、風の影響で、施工箇所外へ飛散する可能性があり、作業上も危険ですので、中止してください。*特に、グラベールBは、吹付後、施工箇所を一度表面乾燥させると、効果が増します。

適用可能な箇所

・法面勾配 レベル〜1:0.8程度(1:0.6施工実績あり。) ・土壌硬度<30mm程度まで緑化可能  ・土砂(表土、粘土、関東ローム、シラス、マサ土、他)                           ・4t車1台程度の作業スペースが必要。


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