本会議会議録


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令和7年12月静岡県議会定例会
杉山 淳(文化観光委員会)委員長報告
発言日: 12/19/2025
会派名: ふじのくに県民クラブ


○副議長(中田次城君) 次は、文化観光委員会委員長 杉山 淳議員。
       (三十番 杉山 淳君登壇 拍手)
○三十番(杉山 淳君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百四十九号議案「令和七年度静岡県一般会計補正予算」外五件であります。
 まず委員から、議案第百六十四号、第百六十六号及び第百六十七号に関し静岡県立美術館、ふじのくに地球環境史ミュージアム及び静岡県富士山世界遺産センターの常設展示の観覧料値上げの算定根拠についてただしたところ、静岡県立美術館は昭和六十一年の開館当初から常設展示の個人観覧料を三百円としており、ふじのくに地球環境史ミュージアム及び静岡県富士山世界遺産センターは県内の文化施設の料金水準を統一する趣旨から県立美術館に倣って料金を設定している、今回近年の物価上昇等を鑑み受益者負担の観点から値上げするものであり近年の他県の類似施設での値上げ幅も考慮して二百円上昇させた五百円と設定した、これは近隣県の類似施設の観覧料と同等の水準であり全国的に見ても主たる価格帯であるとの答弁がありました。
 次に、東京ガールズコレクションしずおか二〇二六の開催に向け昨年度までの評価と課題についてただしたところ、二〇二五年の開催時は約八千人の来場者と約百三十万人のインターネットライブ視聴者に向けて本県の魅力を発信することができた、また開催に伴う県内の経済波及効果は約二億五千万円、報道等を通じたPR効果は約十九億円規模と推計されており一定の効果があったと評価されている、今後の課題としては来場者に県内各地に足を伸ばしていただき観光交流の拡大につなげる必要があることから開催時期に合わせた県内の観光や食、イベント等の情報発信を行っていきたいとの答弁がありました。
 次に、富士山の開山日を山梨県と統一することについて考えをただしたところ、開山日の前倒しに関しては登山者の安全確保が重要であり現地における受入れ準備など地元関係者による合意形成が必要である、雪解けの状況など登山ルートごとに事情が異なるためそれぞれの関係者と話合いを行っていく、中でも須走ルートについては八合目で山梨県側の吉田ルートと合流するため下山の際に間違えて下りてくる登山者への対応が必要である等の理由から開山日の統一を求める意見もあり山梨県との調整も含めて検討していくとの答弁がありました。
 次に、富士山静岡空港の中国路線が減便となる中、新規路線の就航に向けた考えについてただしたところ、誘致先の選定に当たっては航空業界の動向や観光需要のほか就航先の国や地域の経済成長見込み及び県内企業の進出状況などの産業交流の視点も加味しながら運営権者の富士山静岡空港株式会社と共に検討を行っている、従来東アジア中心としてきたが国際情勢の変化に柔軟に対応しリスクを分散させる観点からベトナムやタイなど東南アジアの新規路線誘致に向けた取組を進めていきたいとの答弁がありました。
 そのほか、次期静岡県観光基本計画における財源確保の考え方、インバウンドの回復に向けた取組、次期静岡県スポーツ推進計画におけるイノベーションの考え方、静岡SOIPを設置した目的と成果、民俗芸能の保存、継承についての具体的な取組などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百四十九号、第百六十三号から第百六十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 最後に、静岡県総合計画案の審査関係について申し上げます。
 当委員会所管事項に関する審査を経て会派等から一件の意見の提出があり、意見集約の結果、障害者スポーツの裾野拡大に関し大会への参加者数の増加等を掲げているが地域で障害者スポーツに親しむ人にも配慮を求める意見を委員会意見として決定しました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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