本会議会議録


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令和7年6月静岡県議会定例会
杉山 淳(文化観光委員会委員長)委員長報告
発言日: 07/07/2025
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(竹内良訓君) 次は、文化観光委員会委員長 杉山 淳君。
       (三十番 杉山 淳君登壇 拍手)
○三十番(杉山 淳君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百十六号議案「県有財産の取得について(車両)」であります。
 まず委員から、旧ヴァンジ彫刻庭園美術館の利活用に関し試験的に民間事業者が使用して活用法や課題点などを検証する取組についてただしたところ、当局からは、これまでに三島市近郊の野菜農家や飲食店の団体が企画したマルシェや庭園や展示棟施設を活用したミュージックビデオの撮影が行われたことから県としては集客が多く見込めるポテンシャルの高さを有し様々な活用の可能性があると考えている、運営事業者の公募等の手続には時間を要することから、この間引き続き施設の多様な活用方法を探っていきたいとの答弁がありました。
 次に、富士宮口五合目に設置を計画している新来訪者施設に必要とされる機能及び整備に当たっての課題についてただしたところ、登山者が噴火や落雷といった災害時に避難する場所としての機能、高山病を防ぐため一定期間を過ごし高度順応するための休憩施設としての機能、世界遺産である富士山の価値や環境保全、安全登山を学ぶ学習機能のほか安全対策のための登山用品のレンタルや救護室、臨時派出所等が必要であると考えている、また整備に当たっての課題としては火災で焼失した旧レストハウスの建物基礎が残っており、その安全な処理方法について検討を進め早期整備につなげていきたいとの答弁がありました。
 次に、車の乗り入れができず徒歩乗船のみとなり厳しい経営環境が続く駿河湾フェリーの今後の方向性についてただしたところ、観光振興に加え環駿河湾地域の物や人の流れを支える航路であること、また災害時の輸送手段として有益であり関係市町、観光協会等から航路継続の要請を多く頂いていることから、現経営計画においては令和九年度末までは運航を継続していく考えである、またターミナルの江尻地区移転を契機にさらなる利用促進に取り組む、ただし燃料費や人件費の高騰、船体の維持といった諸課題による経営環境の悪化が予想されることから一定の検証が必要であるとの答弁がありました。
 次に、富士山静岡空港におけるビジネスジェットの利活用のうち今後の戦略策定についてただしたところ、有識者等へ意見を伺うとともに利用促進における課題の整理を行い、観光利用、ビジネス利用、産業振興等の観点から目指す姿や取組の方向性について検討していくとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百十六号に関し空港用化学消防車両の更新台数を三台とした理由、東静岡駅南口県有地の活用における静岡市との役割分担、スポーツコミッションShizuokaの展開と各市町との役割分担、宿泊税導入に関する県の見解、ユニバーサルツーリズムの推進などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百十六号は全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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