本会議会議録


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令和7年6月静岡県議会定例会
伊丹 雅治(危機管理くらし環境委員会委員長)委員長報告
発言日: 07/07/2025
会派名: 自民改革会議


○議長(竹内良訓君) 次は、危機管理くらし環境委員会委員長 伊丹雅治君。
       (十七番 伊丹雅治君登壇 拍手)
○十七番(伊丹雅治君) 危機管理くらし環境委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百二十一号議案「県営住宅明渡し等請求事件の提訴について」外一件であります。
 最初に、危機管理部関係から申し上げます。
 まず委員から、第五次地震被害想定の策定方針及び前回想定からの主な変更点についてただしたところ、当局から、県の新たな被害想定は今後の地震・津波対策の方向性を決める重要な基礎となることからその策定は全庁を挙げて取り組むべき課題である、このため副知事を筆頭とする部局横断的な協議の場を設置し議論を進めるとともに、学識経験者で構成される静岡県防災・原子力学術会議からアドバイスを頂きながら策定に取り組む、また前回想定からの主な変更点については災害関連死や時間差で発生する地震等により発生する被害を新たに想定項目として盛り込み検討を進めていくとの答弁がありました。
 次に、閉山期間中の富士登山における県消防防災ヘリコプターによる救助の有料化に向けた課題についてただしたところ、前例として埼玉県が条例による有料化を行っていることから対応が可能との認識である、しかし本県では県警察や相互応援協定に基づき両政令市もヘリコプターによる救助を行っていることから今後議論していく必要があるとの答弁がありました。
 そのほか、県民の防災意識の高揚に向けた取組、次世代防災リーダー育成後の活躍の場づくり、救急安心電話相談窓口#七一一九の運営状況の評価及び課題を踏まえた令和七年度の改善状況、浜岡原子力発電所における安全対策及びテロ対策の現状などについても質問等がありました。
 次に、くらし・環境部関係について申し上げます。
 まず、リニア中央新幹線静岡工区における自然由来の重金属等を含む要対策土の処理についてJR東海との対話に着手した経緯をただしたところ、地質構造・水資源専門部会において科学的、工学的な対話を行うため県はJR東海に対してトンネル掘削工事で発生する土砂等に含まれる重金属の種類、濃度、発生量の予測を示すよう再三求めてきたが、JR東海からのこれまでの回答は予測は困難とのことであった、しかし本年四月岐阜県の環境影響評価審査会でJR東海から要対策土発生量の予測が示されたことを受けJR東海に対し同様の検討を求めたところ、六月の専門部会で要対策土発生量の予測や処理方法など対話の前提となる材料が初めて示されたことから対話に着手したとの答弁がありました。
 次に、本年五月の盛土条例から盛土環境条例への改正に伴う円滑な移行に向けた取組についてただしたところ、一月下旬に県下三会場において盛土規制法と盛土環境条例の説明会を開催し計五百三十五名に御参加頂くとともに、県の盛土対策全体を説明するパンフレットを作成し事業者による届出手続について説明した手引と併せてホームページに掲載した、また盛土条例に基づく許可を既に受けている事業者に対しては条例改正後の手続について個別に通知した、今後も政令市や各種団体が行う説明会に積極的に参加し周知を図っていくとの答弁がありました。
 そのほか、移住・定住促進に向けた市町との連携状況、防犯まちづくりの推進のための取組、木造住宅の耐震化に向けた今後の支援制度の在り方、静岡県水循環保全条例に基づく流域水循環計画策定の詳細などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百二十一号及び第百二十二号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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