本会議会議録


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令和7年9月静岡県議会定例会
杉山 淳(文化観光委員会委員長)委員長報告
発言日: 10/09/2025
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(竹内良訓君) 次は、文化観光委員会委員長 杉山 淳議員。
       (三十番 杉山 淳君登壇 拍手)
○三十番(杉山 淳君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百二十六号議案「令和七年度静岡県一般会計補正予算」外二件であります。
 まず委員から、議案第百三十一号に関し新文化施設である旧ヴァンジ彫刻庭園美術館の適正な運営が可能な民間事業者の選定方法についてただしたところ、当局から、民間事業者の選定に当たっては事業の実施体制、具体的な運営方針、運営計画等が適正なものになっているか、またそれらの実現可能性が高いものになっているか等について審査していく予定であり、外部有識者等で構成される審査委員会を設置し客観的な評価を行うとの答弁がありました。
 次に、今年度実施された富士山の入山規制における成果と課題についてただしたところ、成果としては夜間の弾丸登山や遭難救助件数の減少が見られ一定の成果があったと捉えている、また入山規制に合わせて導入したアプリ静岡県FUJINAVIの事前登録者が八割を超え登山のルールやマナーに関する事前学習などについて広く理解を得て浸透を図ることができたと受け止めている、課題としては遭難救助件数の減少が見られたものの依然として三十件以上発生しており、さらなる減少を目指した取組が必要である、またアプリ使用方法についてもQRコード認証がうまくいかない、グループでの登録の方法が分かりにくいといった声が寄せられており、操作性の改善等を進めていくとの答弁がありました。
 次に、駿河湾フェリーの経営安定化に関し三億一千万円を補正予算として要求する理由と今後の利用促進に向けた取組についてただしたところ、令和五年、六年度と二期連続で赤字となり非常に厳しい経営状況であったことに加え台船の損傷により当初計画どおりの経営ができなくなり年度末にも資金枯渇の懸念があることから支援を行うものである、今後は見直しした輸送人員目標の達成に向けフェリーターミナルの移転効果を最大限活用し県中部と伊豆地域の新しい人の流れをつくることで利用促進を図っていくとの答弁がありました。
 次に、ユニバーサルツーリズムの推進のうちモニターツアーにより明らかとなった課題と具体的な改善策についてただしたところ、今回のモニターツアーは車椅子利用者と視覚障害者の方を対象に現状把握と課題抽出を行った、共通の課題としては施設内の段差や手すりの状況、バリアフリートイレの有無などバリアフリーの基本情報が圧倒的に少ないという意見が多かったことから、現在取り組んでいるユニバーサルマップや一括サポート手配システムの構築により障害のある方などへの情報発信の強化を図っていくとの答弁がありました。
 そのほか、東静岡駅南口県有地の活用に向けた取組、富士宮口五合目新来訪者施設の基本計画に係る面積規模の妥当性、部活動や競技拠点化を通じたスポーツによる地域振興支援、富士山静岡空港駐車場における排水機能の抜本対策などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果としては議案第百二十六号、第百三十一号及び第百三十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上委員長報告を終わります。(拍手)

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