本会議会議録
議会補足文書
令和7年6月静岡県議会定例会
| 良知 駿一(産業委員会委員長) 【 委員長報告 】 発言日: 07/07/2025 会派名: ふじのくに県民クラブ |
○議長(竹内良訓君) 次は、産業委員会委員長 良知駿一君。
(十八番 良知駿一君登壇 拍手)
○十八番(良知駿一君) 産業委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第九十二号議案「令和七年度静岡県一般会計補正予算」外三件であります。
最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
まず委員から、議案第九十二号に関し米国関税措置に対応した中小企業への支援内容についてただしたところ、当局から、米国関税対応の融資枠を設け資金繰りに支障が生じる中小企業を支援していく、関税措置の影響を受け売上高が減少している県内中小企業が対象で自社へ直接的影響のみならず元請企業や取引先からの影響による売上げ減少でも利用が可能である、申請から短期間で利用できるようスピード感を持って対応していく、また既存の補助制度に米国関税対応枠を創設し関税措置の影響を受ける中小企業の生産性向上等の新たな取組を支援していくほか専門家派遣を拡充し販路開拓アドバイザーによる海外展開支援や中小企業診断士によるコスト削減支援などを行っていくとの答弁がありました。
次に、ベンチャーキャピタルと連携したスタートアップの資金調達支援に関し採択基準とリスク回避策についてただしたところ、審査に当たっては事業構想の完成度と実現可能性、地域貢献度及び交付金の使途と妥当性の三つの基準を考えており、特に県内企業や県の施策との連携など地域貢献度が高い事業を優先して採択していく、またリスクを軽減するため県が認定したベンチャーキャピタルから投資を受けることを事業の応募要件とすることでまずは県認定のベンチャーキャピタルが事業の将来性等を確認する、さらに採択の際に有識者等で構成する審査会で再度採択基準に基づいた審査を行うなど二重に審査する体制になっているとの答弁がありました。
次に、森の力再生事業に関しタウンミーティングへの参加者の反応及び今後の事業方針についてただしたところ、荒廃森林は問題であり整備が必要であるとの意見があったほか事業成果等をしっかりと広報するべきとの意見もあったことから整備した森林を会場にした森の大切さ等を学ぶ体験ツアーの開催やSNSを通じた森林整備の現場の情報発信などにより広報を強化していく、また第二期計画の最終年度であることからタウンミーティングやアンケート調査、市町長との面談等の結果を踏まえて今後の事業の在り方を検討していくとの答弁がありました。
そのほか、議案第九十九号及び第百号に関し施設利用料金上限額の算定根拠及び引上げによる影響、議案第百十五号に関し温水利用研究センター沼津分場水産設備工事の内容、カスタマーハラスメント防止対策などについても質疑等がありました。
次に、企業局関係について申し上げます。
開発候補地R&Aサポートセンターを立ち上げた経緯とその取組及び市町の反応についてただしたところ、近年企業の立地意欲に対して工業用地が不足していることからリサーチ体制を強化し市町の工業用地開発を支援することを目的として今年度立ち上げた、センターの取組としては市町から候補として挙がった地区や各種調査等で明らかになった課題により開発が進んでいない地区の開発可能性についてDXを活用した分析や再検証を行っていく、市町からは分析の相談や開発候補地の範囲を拡大した場合の土量の試算等の要望を受けており今後も市町と連携して工業用地の造成に取り組んでいくとの答弁がありました。
そのほか、運営コスト削減と収益確保の取組、道路陥没事故防止への取組状況などについても質問等がありました。
以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第九十二号、第九十九号、第百号及び第百十五号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)
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