本会議会議録
議会補足文書
令和7年12月静岡県議会定例会
| 和田 篤夫(決算特別委員会) 【 委員長報告 】 発言日: 12/04/2025 会派名: |
○副議長(中田次城君) 議事日程に追加して、継続審査となっていた令和六年度静岡県一般会計、特別会計、公営企業決算全部を一括して議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(中田次城君) 御異議なしと認め、そのように決定しました。
令和六年度静岡県一般会計、特別会計、公営企業決算全部を一括して議題とし、決算特別委員会委員長から審査の経過並びに結果の報告を求めます。
決算特別委員会委員長 和田篤夫議員。
(五十四番 和田篤夫君登壇 拍手)
○五十四番(和田篤夫君) 決算特別委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。
本委員会は、九月定例会において「令和六年度静岡県一般会計歳入歳出決算」並びに「令和六年度静岡県公債管理特別会計歳入歳出決算」外、特別会計歳入歳出決算十件及び「令和六年度静岡県工業用水道事業決算」外、公営企業決算四件を付託され、十月二十二日から十月三十一日までの間三日間にわたって委員会を開催しました。
審査に当たりましては、まず会計管理者から決算の概要について、代表監査委員から決算審査意見等についてそれぞれ説明を受けた後、決算審査を円滑かつ効率的に行うため常任委員会を単位とした分科会を設置し、それぞれ所管する部局の施策の体系や主要事業の成果、予算の執行実績などについて厳正な審査を行いました。
なお、「令和六年度静岡県立静岡がんセンター事業決算」については決算特別委員会閉会後に決算書の誤りが判明したため、十二月二日に委員会を開催して再審査を行いました。
結果としては、付託された「令和六年度静岡県一般会計歳入歳出決算」外十六件の全決算について全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
なお、審査過程において各委員から多くの意見が出されましたので、以下主なものについて御報告申し上げます。
最初に、一般会計及び特別会計について申し上げます。
企画部関係では、各市町の情報システムの標準化、共通化に向けて県として各市町の課題を把握しながら支援を行い、令和十二年度までにシステム移行が完了するように取組を進められたい。
総務部関係では、DXによる業務改善やめり張りをつけた人員配置により時間外勤務の削減に努められたい。
財務部関係では、資金手当債は将来世代への負担を先送りすることを再認識し、可能な限り発行しない予算編成に努められたい。
危機管理部関係では、地震・津波対策等減災交付金による支援は命を守るための施策であることから、市町の事業が計画どおり実施されるよう県として後押しされたい。
くらし・環境部関係では、公営住宅は県民の財産であるため、引き続き入居に当たっての事前説明では入居規則や賃貸契約の内容をよく理解してもらい収入未済額の減少に努められたい。
スポーツ・文化観光部関係では、サイクルイベント展示会等への出展については本県のサイクルツーリズムの魅力を伝える機会を生かし、海外からの誘客を含め多くの来県者を呼び込めるよう積極的に取り組まれたい。
健康福祉部関係では、収入未済額及び過年度未収金の縮減に向けて回収業務の外部への委託や庁内の税外債権を一元的に管理する組織の必要性を検討されたい。
経済産業部関係では、MaOIプロジェクト第二次戦略計画推進に当たっては、研究成果が着実に本県の抱える海洋資源の活用と環境保全に向けた課題の解決に結びつくよう取り組まれたい。
交通基盤部関係では、公共土木施設は県民の安全・安心な生活のために重要なインフラであることから、災害発生時には迅速に対応し速やかな復旧工事に取り組まれたい。
出納局関係では、審査件数は膨大であるがミスが発生しないよう引き続き会計書類の確実な審査に努められたい。
教育委員会関係では、新図書館整備については令和六年度は実施設計業務と合わせ全体で約八億円の経費を使っている。今後も県民の税金により新図書館を整備していくことを念頭に検討されたい。
公安委員会関係では、事件現場の3D化は現場業務の効率化等の目的で導入されたものであり、引き続き精度を上げながら現場業務を行い事件解決につなげられたい。
次に、公営企業決算について申し上げます。
企業局関係では、企業局が行う工業用地の造成については今後も地域の特性や事情を踏まえたまちづくりを進める市町への伴走支援に取り組むことで企業立地日本一の実現につなげられたい。
がんセンター局関係では、県立静岡がんセンターはがん専門病院としての県民の期待も大きいことから、引き続き高度な医療を提供していくためにセカンドオピニオン外来や患者・家族に寄り添う支援体制などについても効率的に情報を発信し、経営改善に向けた取組を着実に進められたい。
また、県立静岡がんセンター事業決算書に誤りがあり再審査を行うことになったが、組織として様々な角度から対策を検討し確実な再発防止策を早急に講じていただきたいとの意見がありました。
以上が審査の概要でありますが、県当局におかれましては審査過程で出されたこれらの意見につきまして、今後の事業執行や来年度の予算編成に可能な限り反映されるよう求めるものであります。以上で委員長報告を終わります。
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