本会議会議録


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令和7年9月静岡県議会定例会
市川 秀之(文教警察委員会委員長)委員長報告
発言日: 09/17/2025
会派名: 自民改革会議


○議長(竹内良訓君) 議事日程により、閉会中の継続調査の報告の件を議題とします。
 文教警察委員会の委員長から閉会中の継続調査の報告を求めます。
 文教警察委員会委員長 市川秀之君。
       (四十七番 市川秀之君登壇 拍手)
○四十七番(市川秀之君) 文教警察委員会が閉会中に行った所管事務調査の概要について御報告いたします。
 当委員会では、継続調査案件である社会教育の充実についてのうち、新県立中央図書館整備についてを調査事項とし閉会中に二回の委員会を開催いたしました。
 七月七日の委員会では、当局から提出された新県立中央図書館整備に関する資料について説明を求めたところ、国との交渉を示す資料が不足していたことから、さらなる詳細な資料の提出に加え昨年度の国との交渉内容及び教育委員会内での協議内容を確認するため前教育部長を説明者として委員会に出席要求することを決定いたしました。
 七月二十二日の委員会では、当局から提出された国との交渉に関する詳細な資料について説明を求め質問等を行いました。
 まず委員から、入札執行の経緯についてただしたところ、当局から、静岡県財務規則では歳出予算は原則、特定財源を収入した後でなければ執行してはならないとされているが、収入が確実と見込まれる場合でその額に見合う金額の範囲内においてはこの限りではないとなっていることから教育部長が入札執行の判断をしたとの答弁がありました。
 さらに委員から、収入が確実と見込まれるとは内示などによるもので本事案は財務規則上事務手続が不適切であったのではないかとの意見があり、教育委員会としては内示の見込みの確認が不足していたことは大いに反省しなければならないとの答弁がありました。
 次に、交付金の確保見込みに関し国への確認作業が不十分であったにもかかわらず満額交付されると考えた理由についてただしたところ、社会資本整備総合交付金については上限額の規定がない中で国に要望を重ねており金額の是非について話がなかったこと、設計費についてはこれまでほぼ満額の交付を受けていたことから同様に確保ができると判断した、また他部局や他県の状況を把握していなかったため新県立中央図書館整備にどの程度金額がもらえるかとの認識が欠如していたとの答弁がありました。
 そのほか、新図書館整備に係る教育委員会内における組織体制の改善、社会資本整備総合交付金が確保できない部分の財源確保の考え方、既に支出した経費への認識についても質問等がありました。
 以上が当委員会における調査等の概要でありますが、今回の調査結果を踏まえ当委員会の委員の総意として七月三十一日に教育長に対し、本件の発生原因について徹底した調査を行い責任の所在を明らかにすること、交付金及び補助金を活用する業務に係るマニュアルの整備及びチェック体制の強化を図ること、財務規則に係るルールを明確化するとともに職員の法令遵守の徹底及び財務会計事務に携わる職員への研修を実施すること、財政当局をはじめとする他部局との情報共有及び連携強化に努めること、調査結果及び再発防止策の議会への報告並びに県民への謝罪を行うことを申し入れました。以上で委員長報告を終わります。
○議長(竹内良訓君) 以上で報告は終わりました。
 文教警察委員会委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
       (「なし」と言う者あり)
○議長(竹内良訓君) 質疑はないものと認めます。
 以上で閉会中の継続調査の報告を終わります。

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