

定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和5年06月21日 |

障害のある人の工賃向上に向けた県庁内での取組

健康福祉部障害者支援局障害者政策課

1 要 旨
・障害のある人の就労には、一般企業等で働く「一般就労」と一般就労が困難な人が就労継続支援事業所で働く「福祉的就労」があり、就労継続支援事業所のうち雇
用契約を結ぶことが困難な人が働くB型事業所は特に支援が必要
・県では、現状16,468円(R3実績)のB型の県平均工賃月額をR5までに2万円にするという目標を掲げ支援を強化している。
2 県庁内での取組内容
(1)県による障害者就労施設等からの調達1
・障害者優先調達推進法に基づき、全庁を挙げて取り組む。
・R4は、「1所属1発注」を初めて達成するとともに、調達額が74,397千円と過去最高を更新した。
・増加要因は、コロナ抗原検査キットの袋詰め作業、工科短期大学校の屋上庭園管理等(いずれも新規)
(2)県による障害者就労施設等からの調達2
・R5は、「1所属1発注」100%達成を継続するとともに、調達額75,000千円を目標とする。
・1各種イベントでのリーフレット印刷・グッズ製作の発注促進、2単独事務所の施設管理の拡充、3物価高騰等を反映した価格への配慮の3つを重点取組とする。
・各部局での職員向け相談会に相談員を派遣する用意あり。
(3)一人一品運動協力隊
・障害のある人の工賃向上を目的に、県職員を対象として福産品のセット商品を購入する「一人一品運動協力隊」をR元から実施
・R5実績は、過去最高の908口、3,402千円となった。
(4)庁内販売会
・R4実績は、過去最高の2,202,480円となった。
・R5は、サマーフェア(R5.7.13〜14)とバレンタインフェア(R6.2月)を予定
3 (参考)工賃向上のための事業所支援・企業等へ向けた取組
・ふじのくに福産品等SDGsパートナー認定制度をR5に創設
・一人一品運動協力隊をR4から民間企業等へ本格拡大
・農福連携支援(ワンストップ窓口、セミナー・研修、ノウフクマルシェの開催等)
・新商品開発支援(R3〜5)

【添付資料】

障害のある人の工賃向上に向けた県庁内での取組(984KB)
|