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ホーム > 組織別情報 > 知事戦略局 > 秘書課 > R4 定例幹部職員会議資料 > 令和4年09月13日 (火) 会議提出事項 > 定例幹部職員会議 部局の取組紹介

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定例幹部職員会議資料

定例幹部職員会議 部局の取組紹介

令和4年09月13日

ウッドショックを契機とした丸太の安定供給体制の構築


経済産業部森林・林業局森林整備課

1 要 旨

    木材不足と価格高騰を引き起こしたウッドショックや急速な円安の進行により、住宅メーカー等では外国産材から国産材に回帰しようとする動きが高まっている。
    こうした需要変動に対し、いつでも丸太を生産できる体制を整えるため、木材生産団地の設定による路網等の生産基盤の先行整備を進めている。
    生産現場では林業経営体が生産団地方式の有効性を認識し、新たな施業地の確保などの取組が進んでいる。こうした持続可能な丸太の安定供給の取組を全県に拡大していく。


2 持続可能な丸太の安定供給体制づくり
(1)丸太の生産拠点となる生産団地の設定
    航空レーザ計測を基にした点群データなどの森林情報を活用し、県内33地区の木材生産団地を設定した。
(2)生産基盤の先行整備
    木材生産団地内では、令和3年度から実施している森林認証材供給基盤整備事業によって、丸太を大量かつ迅速に搬出する路網(基幹的作業道)や、架線集材施設の整備に係る費用に対して支援した結果、これまでに約19万m3ストックが確保された。
    区分
    事業内容
    R3〜4実施見込
    基幹的作業道
    大型トラック(10t)が通行可能な路網の整備
    25,030m
    (25路線)
    架線集材施設
    道から離れた森林から丸太を搬出する施設の整備
    12,091m
    (23箇所)

3 丸太供給の実行と施業地の拡大
    令和3年のウッドショックにおいては、丸太不足に陥った製材工場等に対し、木材生産団地から丸太が供給された。
    木材生産団地内では、林業経営体による新たな施業地の確保など、意欲的な取組が進んでおり、こうした持続可能な丸太供給の取組を全県に拡大していく。

4 丸太の安定供給の実現と林業のグリーン成長
ウッドショックなどの需要変動を契機に、外国産材から県産材への転換を進め、「伐って、使って、植える」の循環利用を拡大し、森林の多面的機能の持続的発揮を通じて、カーボンニュートラルを見据えた豊かな社会経済の実現に取り組んでいく。

【添付資料】

ウッドショックを契機とした丸太の安定供給体制の構築(1900KB)


お問い合わせ

知事戦略局秘書課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2202

メール:hisho@pref.shizuoka.lg.jp