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ホーム > 組織別情報 > 知事戦略局 > 秘書課 > R4 定例幹部職員会議資料 > 令和4年10月24日 (月) 会議提出事項 > 定例幹部職員会議 部局長報告事項

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定例幹部職員会議資料

定例幹部職員会議 部局長報告事項

令和4年10月24日

小児医療・新時代へ向けて〜生んでよし、育ててよしの実現を目指して〜


健康福祉部医療局医療政策課

(要旨)

 県立こども病院は、昭和52年の開院以来、静岡県小児医療の最後の砦として、その使命を果たしてきた。小児を取り巻く状況が変化する中、今回は、喫緊の課題である救急医療について検討と提案を試みた。当院が持つ医療人材とデジタルインフラの活用により、新時代においても小児医療の最後の砦として静岡県に貢献していきたい。

(概要)
1 小児医療の抱える課題
・少子化の進展による小児人口の減少と偏在化、更には医師の働き方改革も加わり、地域の総合病院においても小児科医を抱えることが困難な状況にある。
・このため、同じ県民でありながら、居住地により提供される医療の質と量に差が生じかねない状況にある。

2 当院の状況
 ・平常時の医師数は確保されているが、コロナ対応等緊急時には十分とは言えない。また、小児科医が不足する医療機関への派遣には、距離的にも限界がある。

    ・新東名高速道路の活用やドクターヘリとの連携により重症患者の広域的な搬送や受入体制は構築されている。オンラインによる外来診療体制を全国に先駆けて構築し、院内のWi-Fi環境も整備されている。

3 当院からの提案
(1) 小児救命救急医療(重症:第3次小児救急医療)
    ・当院は県内唯一の小児救命救急センターとして、県全域から重篤な小児救急患者を受け入れている。
    ・24時間365日小児救命救急のエキスパート(指導医クラス)が対応できる体制と、オンライン診療を可能とする最新のデジタルインフラの活用により、初期診療から相談を受け、必要に応じて当院で受け入れることも可能。県内全ての小児救命救急患者について、初期診療から責任を共有することができる。

(2) 夜間小児救急(中等症:第2次小児救急医療)
    ・各地域の指導医クラスのオンコール対応に代わり、当院指導医クラスの医師が若手医師をオンラインで支援することにより、小児科医師が不足している地域においても小児医療の質と量を確保できる。
・医療圏を超えた患者の搬送手段の確保も必要となる。

【添付資料】

小児医療・新時代へ向けて〜生んでよし、育ててよしの実現を目指して〜(112,725KB)


お問い合わせ

知事戦略局秘書課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2202

メール:hisho@pref.shizuoka.lg.jp