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定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和3年10月25日 |
県産森林認証材の供給体制の強化
経済産業部森林・林業局森林整備課
１ 要 旨
オリンピック・パラリンピック関連施設での森林認証材の利用やＳＤＧｓの取組拡大等を通じて、企業を中心に認証材利用の動きが強まっている。このため、森林認証林等を生産団地化した上で、路網や架線等の生産基盤を先行整備し、森林認証材の供給体制の強化に取り組んでいる。
合わせて、県産材の需要喚起を図ることで、需要と供給の好循環を生み出し、経済・環境が両立した社会の実現に取り組んでいく。
２ 需要の変化に即納できる丸太の生産拠点づくり
- 短期間で、大量の木材が利用される店舗や社屋等の建築等に対応するため、いつでも伐採に着手でき、丸太を搬出可能な体制づくりに取り組んでいる。
・路網作成ソフトを活用した路網の配置計画と、丸太の生産計画を作成
３ 路網や架線の先行整備に対する支援
- 森林認証材供給基盤整備事業（Ｒ３新規）を創設し、丸太を大量かつ迅速に搬出する路網（基幹的作業道）や架線集材施設の先行整備に係る費用に対して支援している。
現在、県内各地で生産団地が25地区設定され、各地区で先行整備が行われている。
区分 | 事業内容 | R3実施見込 |
基幹的作業道 | 大型トラック（10t）が通行可能な路網の整備 | 17,499ｍ （15路線） |
架線集材施設 | 道から離れた森林から丸太を搬出する施設の整備 | 6,567ｍ （11箇所） |
４ 県産材の需要喚起
森林認証材の供給体制の強化と合わせて、県産材の需要拡大に取り組んでいる。
- ・公共建築物や住宅分野、非住宅分野において特徴に合わせた施策で、県産材の利用を促進
・県産材の販路開拓として、販路開拓マッチングや展示会開催を支援しているほか、選手村ビレッジプラザに提供した県産材のレガシー利用によるＰＲ等
５ 需要と供給の好循環
- 「需要拡大」と「木材生産・安定供給」を進め、県産材の家づくりの拡大などに繋げていくことで、消費と生産の好循環による経済成長に取り組んでいく。
【添付資料】
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