

定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和3年05月24日 |

ファルマモデルルーム「自立のための 3歩の住まい」

経済産業部政策管理局産業政策課

1 要旨
ファルマバレープロジェクトでは、平成30年度より、人生100年時代の社会的課題に対応する「健康長寿・自立支援プロジェクト」に取り組んでいる。
令和3年3月、企業コンソーシアムと連携し、高齢者の理想の住環境モデルとなるファルマモデルルーム「自立のための3歩の住まい」を開設した。今後は山梨県とも連携しながら、地域企業による介護・福祉分野の製品開発を目指す。
2 人生100年時代の社会的課題
人生100年時代をいかに健康的に過ごし、社会の活力を維持していくかがこれからのテーマである。本県の平均寿命と健康寿命について、自立が困難な約10年をどのように過ごすのかが大きな課題となっている。→健康長寿・自立支援プロジェクトで解決
区分 | 平均寿命 | 健康寿命 | 差 |
男性 | 80.95歳 | 72.63歳 | 8.32歳 |
女性 | 87.10歳 | 75.37歳 | 11.73歳 |
3 健康長寿・自立支援プロジェクト
ファルマバレープロジェクトでは、人生100年時代の老化による疾病・機能低下に対応するため、平成30年度から4つの戦略で「健康長寿・自立支援プロジェクト」を実施。
4 ファルマモデルルーム「自立のための3歩の住まい」
名 称 | ファルマモデルルーム「自立のための 3歩の住まい」 |
開設日・設置場所 | 令和3年3月5日(金) ファルマバレーセンターエントランス |
コンセプト | ○3歩から部屋と住まいの機能を考えるコンセプトモデル
○20年後に向けた共同研究室 |
特 徴 | (1)3歩から考える:3歩の空間設計、生活補助天井レール
(2)医療介護部屋(感染症対策):空気清浄、床・壁素材
(3)ロボット化・AI化:高機能ベッド、歩行トレーニングロボット
(4)家族・社会との絆:高機能ディスプレイ |
5 取組の成果と今後の取組
○本プロジェクトの趣旨に賛同した企業コンソーシアム(民間企業8社)との連携により、モデルルームを設置。
○山梨県とも連携しながら、地域企業による介護・福祉分野の製品開発につなげていく。

【添付資料】

ファルマモデルルーム「自立のための 3歩の住まい」(731KB)
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