

定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和1年06月17日 |

Society5.0に向けた人材育成のためのICT活用

教育委員会教育政策課

1 要旨
来るべきSociety5.0に向け、「人間の強み」を発揮してAI等を使いこなす人材育成を促進するため、先端技術を活用した学校における学びの在り方の変革を図っていく。
2 Society5.0とは
・ビッグデータをAIが解析し、機械が様々なことを行い、少子高齢化などの問題を解決していくような、「超スマート社会」
・人間が先端技術をどれだけ使いこなせるかがポイント
3 未来の学校のイメージ
・児童生徒が最先端のICT機器も活用しつつ、自ら課題を発見し、解決できる想像力豊かな人材を育成する場所
・授業は教員主導で画一的に進めるというより、個々に合わせて学習内容を提供する方式が主流となっていくと想定
・子供たちの学びをサポートし動機づける教員の役割が重要
4 本県の状況
(1) 機器の整備
・県立学校は整備計画(令和3年度まで)に則りICT機器を整備
・小中学校では、各市町が電子黒板やプロジェクター、タブレットなどを順次整備
(2) 人材育成
・プログラミング教育必修化を踏まえ新たに情報活用能力の育成に係る研修を開始(市町立小学校は悉皆) など
5 今後の取組
外部有識者等の参画も得ながら、授業改善に取り入れられる先端技術などの検討及び試行を行い、ICT活用と人材育成を推進する。
<先端技術の例>
・AI技術・・・アダプティブラーニングによる個別学習の推進
・BYOD・・・個人の端末活用による柔軟な学習時間の確保
・3次元点群データ(VR)・・・疑似体験による事前学習等への応用
<主な取組>
・教育委員会情報化推進委員会「先端技術を活用した専門部会」の設置
・教育情報化推進ワークショップ2019による情報共有

【添付資料】

Society5.0に向けた人材育成のためのICT活用(990KB)
|