

定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和1年07月29日 |

「しずおか寺子屋」〜地域の力による放課後等学習支援〜

教育委員会社会教育課

1 要旨
子供たちが主体的に学習に取り組む習慣を身に付けることができるよう、地域の教育力を活用して放課後等における学習支援を実施する。
2 概要
(1) 公民館や学校の空き教室等を利用し、地域住民や大学生等の参画を得て、放課後等 に学習支援を行う。平成29年度から3年間3市のモデル事業として実施。
(2)実施に当たっては、学校との連絡や運営の中心となる「寺子屋コーディネーター」を配置する。地域住民や大学生等の参画は、地域学校協働本部の仕組みを活用するとともに、県内大学等と連携する。
(3) 3年間のモデル事業の成果を踏まえ、今後、実施市町の拡大を図る。
3 モデル事業の実施状況
市 | 対 象 | 実施場所 | 実施時期等 | H30参加者 |
三島市 | 徳倉小(小3) | 小学校(音楽室) | 週1回(毎週月曜日) | 24人 |
北上中(中1〜3) | 公民館 | 週1回(毎週木曜日) | 33人 |
島田市 | 初倉小・初倉南小・湯日小(小3) | 公民館・小学校 | 隔週1回(毎週水曜日) | 50人 |
初倉中(中1〜3) | 公民館 | 夏季及び冬季講座 | 65人 |
袋井市 | 袋井南中(中1〜3) | 中学校(木工室) | 隔週1回(毎週水曜日) | 48人 |
4 特徴(目指す姿)
区 分 | 成 果 |
学習習慣の定着 |
○学習意欲の向上や学習習慣の定着
・子供たちの声「毎日の勉強への姿勢や時間が変わった。」
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ナナメの関係
(大学生等の参画) |
○地域の大人や大学生との新しい「ナナメの関係」の構築
・子供たちは、大学生や高校生に憧れを抱き、主体的に学習を進める。
・学生にとっては、「教える」ことから学ぶ貴重な機会となる。
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教育の循環 | ○地域で育てられた子供が、地域の子供を育てる人材となる循環
・学んだ中学生が進学後、教える側の支援員として寺子屋に参加 |
5 本年度の取組
・マニュアル(スタートガイド)を作成し、県内市町関係機関等へ配布
・「しずおか寺子屋」情報webサイトを開設し、各市町学習支援員を一括募集
・学習支援推進研修会を開催し、しずおか寺子屋の運営ノウハウ等を普及

【添付資料】

「しずおか寺子屋」〜地域の力による放課後等学習支援〜(1460KB)
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