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定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和2年01月27日 |
ICT普及促進と３次元データ活用の取組〜i-Construction大賞国土交通大臣賞受賞〜
交通基盤部建設支援局建設技術企画課
１ 要旨
交通基盤部では、建設現場の生産性向上の取組「i-Construction」におけるＩＣＴ導入に際し、「ふじのくにi-Construction推進支援協議会」を設立し、県独自の支援策を実施し、普及促進を図っている。また、ＩＣＴ活用において、３次元データを利用することから、点群データの収集・利活用を積極的に推進している。
これらの取組が評価され、今年度新たに創設されたi-Construction大賞の地方公共団体等の取組部門で国土交通大臣賞を受賞した。
（１）これまでに実施した主な支援策
- ・ 支援協議会を設立し、官民連携によりＩＣＴ活用を推進（平成28年度）
・ ＩＣＴを活用した工事の試行を開始（平成28年度）
・ 中小企業者向けの手引書の作成（平成29年度）
・ 建機データを活用した現場管理手法の導入（平成30年度）
・ ＩＣＴマイレージプログラム（ＩＣＴ導入の共助制度）を創設（令和元年度）
（２）ＩＣＴ活用工事の実施状況
区 分 | 実施件数 | 全国実施件数 | 企業数 |
平成28年度 | 13件 | 89件 | 12社 |
平成29年度 | 22件 | 291件 | 31社 |
平成30年度 | 51件 | 523件 | 64社 |
令和元年度 | 109件 | （未集計） | 114社 |
３ ３次元データ活用の取組
（１）３次元データのオープンデータ化による収集・利活用環境の整備
- ・ 全国初の点群データのオープンデータサイト「静岡県３次元データ保管管理システム」を構築し、県の保有する点群データをオープンデータとして公開
・ 自動運転等の官民連携による新たな取組を推進
- ・ 法面の変状の自動抽出や点群データ可視化手法の開発（大阪経済大学 等）
・ 国土交通省主催の企業とのマッチングイベント（国土交通省、関係企業）
・ 台帳データと３次元データの連携手法検討（中部地方整備局）
・地下埋設物のデータ利活用手法検討（静岡ガス 等）
４ 今後の展開
建設業界を魅力ある産業への転換を図るため、引き続き取組を推進する。
【添付資料】
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