

定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和1年11月25日 |

「富士山麓フロンティアパーク 小山」分譲の取組

企業局地域整備課

(要旨)
企業局が、地域間競争の最前線である「富士山麓フロンティアパーク 小山」において、企業や人材獲得のための様々なチャレンジの結果、食料品や化粧品製造などを行う県外企業7社の誘致に成功し、新産業集積クラスターを推進する企業群の集積に貢献。残り3区画となった。
(概要)
1 進出企業の状況
分野 | 区画 | 企業名 | 本社 | 成果・特記事項 |
食料品 | 6 | (株)やまみ | 広島 | 今年9月操業。魅力的な働く場を創出することで、労働力の引き戻しに成功 |
2-2 | A社(分譲決定) | 愛知 | BCPの観点で拠点新設
関東、東北向けの拠点工場 |
研究所 | 3 | シンコー技研(株) | 東京 | 神奈川県内の研究所から人材転入
研究員(新卒)の採用計画 |
化粧品・医療機器 | 1 | (株)アクシージア(中国系) | 東京 | 段社長「静岡県から世界を目指していきたい。富士山の麓、工場見学には最高のコース」 |
7-1 | (株)ハナミスイ
(韓国系) | 東京 | バン・ジファン社長「富士山の景観がすばらしい。天然オーガニック素材を開発する」 |
自動車
部品 | 2-1 | ウチヤマホールディングス(株) | 岡山 | 子会社が操業
地元小山の工場(自動車部品製造)を拡張 |
素材 | 7-2 | B社(分譲決定) | 神奈川 | 小山で新規事業(プラスチック原料製造)を展開 |
○7社全てが県外企業、うち6社は本県初進出
○7社の投資総額約185億円・雇用創出約330人(うち御殿場、小山に約30人転入見込) |
2 企業局での創意工夫
テーマ | 取組内容 | 成 果 |
早期引渡しへの創意工夫 | ・町有地の譲与で、予め区域全体を1筆の県有地に合筆⇒その後の手続を簡略化 | 引渡しを4ヶ月前倒し費用約4百万円削減 |
今年度完売に向けた創意工夫 | ・企業ニーズに応じ、区画の分割分譲
・成約企業の状況を分析し直接営業強化 | 県外から優良企業の誘致に成功 |
3 今後の取組
○残り3区画についても、早期に企業誘致を図る。
○新たな造成方式「セミ・レディーメード」も取り入れ、市町のまちづくりを支援
⇒10年間で約45ヘクタールの造成目標達成

【添付資料】

「富士山麓フロンティアパーク 小山」分譲の取組(1586KB)
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