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定例幹部職員会議 部局長報告事項 |
令和1年10月24日 |
県立こころの医療センターにおける災害精神医療の推進 〜静岡ＤＰＡＴについて〜
健康福祉部静岡県立こころの医療センター
（要旨）
自然災害や事件・事故等の大規模災害が発生した場合に、災害ストレス等により新たに精神的問題が生じる。そのような災害時に専門性の高い精神科医療を提供するのが災害派遣精神医療チーム、ＤＰＡＴ（Disaster Psychiatric Assistance Team）である。ＤＰＡＴは、東日本大震災での精神科医療支援の遅れを教訓として、厚生労働省により平成25年に発足し、本県においては、静岡県健康福祉部障害福祉課により平成29年３月に「静岡ＤＰＡＴ」が発足した。
当院は、静岡ＤＰＡＴ発足以前からＤＰＡＴ先遣隊を育成していたため、静岡ＤＰＡＴの発足に協力するとともに、現在は県と協働して静岡ＤＰＡＴの運営を行っている。
（取組概要）
１ 他県の災害への支援
・平成30年の北海道胆振東部地震では、国のＤＰＡＴ事務局に職員を派遣。
・令和元年９月に発生した台風15号による災害では、千葉県からの要請により静岡ＤＰＡＴ１隊を現地に派遣し、被災精神科病院等の情報収集及び支援にあたった。
２ 静岡県ＤＰＡＴ研修の開催
県及び当院が中心となり、平成29年度から年１回、県危機管理センターにて静岡県ＤＰＡＴ研修を開催している。
年 度 | 参加者数 | 参加病院数 | 参加行政機関数 |
平成29年度（１日） | 78人 | 16病院 | 11機関 |
平成30年度（２日） | 62人 | 12病院 | 8機関 |
令和 元年度（２日） | 52人 | 10病院 | 6機関 |
３ 自治体訓練への参加
自治体訓練へ参加し、静岡ＤＰＡＴの質の維持・向上に努めるとともに、自治体職員や市民に対して、災害時メンタルヘルスの啓発活動を行った。
・静岡県総合防災訓練（平成29年度、平成30年度、令和元年度）
・国民保護共同実動訓練（平成29年度、令和元年度（予定））
【添付資料】
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