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三保松原の持続的な松林の保全・管理の取組経済産業部森林・林業局森林整備課 1 要 旨 「三保松原」は、平成25年に世界文化遺産富士山の構成資産に位置付けられた。
2 三保松原の松林保全の対応状況 現在、樹勢の衰えたマツについては、菌根菌による土壌改良により樹勢回復を図り、マツの重篤な伝染病であるマツ材線虫病については、ドローンを活用した薬剤散布による徹底した防除により被害は微害化してきている。平成29年度には、目標である被害率1本/ha以下を7年前倒しで達成し、平成30年度も継続して達成した。 薬剤に頼らない管理や自然にやさしい手法による持続的な松林の保全・管理を進めていくためには、地域住民、保全活動団体等と県、市が水平的な連携を進めながら対応をしていく必要がある。 3 三保松原松林管理システムの開発 水平的連携を実現する一助として、地域住民や保全活動団体等がマツ1本1本を監視できるシステムを開発した。
(2)取得した個体情報を地図上に表示できるシステム(GIS) (3)地域住民や保全活動団体等にマツの情報を、AR機能を用いたアプリを通して提供し、異常があった際に通報できるシステム 4 今後の取組 地元企業3社、静岡市、静岡県が出資し、「一般財団法人 三保松原保全研究所(令和元年6月設立)」を中心に本システムを活用し、地域住民や保全活動体等と県、研究所、静岡市が連携して、世界文 化遺産富士山の構成資産である三保松原を次世代に継承していく。 【添付資料】 |