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定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和5年11月27日 |
女性活躍推進の取組
くらし・環境部県民生活局男女共同参画課
１ 現状と課題
固定的な性別役割分担意識にとらわれない意識は向上している一方、男女の平等感や家庭、職場における男女格差は大きい。
人々の意識は変化しているものの、社会の制度や慣行を見直す行動変容に結びついていない現状にある。女性活躍を進めるには、これらの現状を変えていく必要がある。
そこで、「第３次静岡県男女共同参画基本計画」において、
「職場・家庭・地域における固定的性別役割分担からの脱却」と「政策・方針決定過程の場やあらゆる職域への女性の参画拡大」を女性活躍の推進の柱に位置付け、部局横断的に取組を推進している。
２ 主な取組
| 男性の家事・育児参加促進出前講座 | 男女がともに家事に取り組む「家事シェアリング」を一層促進するための出前講座 |
| 男女共同参画の視点からの防災対策の推進 | 地域防災活動への女性の参画を促進するための研修や人材育成を実施 |
| 「あざれあ」を中心とした啓発 | 県の男女共同参画の推進拠点である男女共同参画センター「あざれあ」において、ジェンダー平等・女性活躍に関する様々な啓発事業を実施 |
| 静岡県男女共同社会づくり活動に関する知事褒賞 | ７月30日の「男女共同参画の日」にちなみ、男女共同参画や女性活躍の推進に関する優れた取組を行う個人、団体、事業所を顕彰 |
| 女性活躍加速化フォーラム | 女性活躍に取り組むことによる経営へのメリット、効果的に取り組むためのポイントやトップの役割等について共有 |
| 内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参加 | 本県における女性活躍の推進の輪を拡げ、優秀な人材の確保と定着を図るため、内閣府が主催する「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」に知事が参加 |
女性活躍推進のための新たな視点として、月経、月経前症候群、更年期症状などの「女性特有の健康課題」がある。
- ・月経や月経前症候群により多くの女性が仕事のパフォーマンス低下を経験
・・・元気な状態を10点とした場合、５点以下が４割以上
・女性特有の健康課題などにより、職場であきらめなくてはならないと感じた事がある女性・・・４割以上
- →「女性特有の健康課題」は、女性の就業やキャリア形成に大きく影響
４ 「フェムテック」を活用した女性活躍の推進
- 働く女性の月経・更年期等、女性特有の健康課題と仕事の両立に関する悩みや不安等の解消のため、
県内企業等と連携してフェムテックを活用した実証試験を実施した。
実証試験の結果、産婦人科の受診や更年期障害の認識等について、ヘルスリテラシーの向上により改善がみられた。
今回の実証試験の結果を踏まえ、誰もが働きやすい職場づくりのため、女性の健康課題への理解を広げていく。
【添付資料】
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