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県立こころの医療センターの新たなる沃野を求めて健康福祉部医療局医療政策課 1 要 旨 7月26日(水)から28日(金)までの3日間、精神科病床・医師を有する全国の自治体病院から280人の参加を得て、「全国自治体病院協議会 精神科特別部会第60回総会・研修会」を開催した。
(2) 近年の精神科入院患者数の傾向
・国は、OECD諸国の中でも病床数が多い我が国の精神科病床を減らしたい。 ・民間病院では、患者減少に対応し、人員が少なくても済む精神科療養病床等をほぼ満床に維持する動きがある一方で、スーパー救急病棟を複数持つ精神科病院群など、急性期医療を維持拡充しながら地域の精神医療全体を総覧・包括する動きもある。 (3) 当院における課題 ア スーパー救急病棟の個室の不足と狭隘化によるアメニティーの低さ イ 北1病棟の特殊性 ・医療観察法病床12床と、男子慢性治療抵抗性の統合失調症30床のハイブリッド病棟 ウ 多様な精神疾患への対応 ・統合失調症、うつ病などの感情障害だけでなく、近年増加傾向にある摂食障害、発達障害等を持つ患者の増加 (4) 今後の当院の将来像 ア 多様な精神疾患への積極的な対応 ・発達障害、トラウマ関連疾患及び依存症は、多くの患者が併存症として持っており、これらに積極的に取り組むことで臨床の幅が広がる。 イ 将来を見据えた病棟の在り方検討 ・被災した病院の患者を受け入れるための受け皿である「災害拠点精神科病院」 ・急性期と慢性期の間を補完する「(精神科版)地域包括ケア病棟」 ・重度慢性患者を受け入れる「重度慢性病棟」 ・廃業した民間病院などから入院患者を受け入れるための「スーパー救急病棟」 【添付資料】 |