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定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和6年01月19日 |

人と野生鳥獣の共生に向けた取組

くらし・環境部環境局自然保護課

1 要 旨
2 現状と取組内容
(現状) 中山間地域の過疎化や高齢化、荒廃した農地・森林の拡大により、野生鳥獣が増加し、生態系への影響や農林業被害が拡大
(1)ニホンジカ
・ニホンジカの捕獲強化により、推定生息頭数は伊豆地域ではピーク時と比較して42%、富士地域は24%減少(全国では16%減少)
・農林業被害は平成21年度から半減するものの、近年は高止まり
・警戒心が高まったニホンジカの生息地が奥山に移動し、捕獲効率が低下
<重点的な取組>
ア これまでの取組に加え、奥山の捕獲区域の新設や区域の拡大、捕獲頭数の増等により、捕獲を強化
イ ドローン、携帯アプリや3次元点群データ等のデジタル技術を活用した取組を促進
ウ 県内に侵入するニホンジカに対して、隣接県等関係機関と連携した捕獲の強化
(2)ツキノワグマ
・今年度の目撃件数は、12月末時点で108件で、統計のある平成25年度以降で最多
年度 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 |
出没件数 | 24 | 15 | 25 | 24 | 53 | 24 | 41 | 82 | 21 | 108 |
人身被害件数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 |
表 ツキノワグマの出没件数及び人身被害件数
<重点的な取組>
ア 県のHPや啓発用のチラシのほか、今年度出没マップを作成し、注意喚起
イ 出没範囲が広がっており、行動範囲や推定生息頭数など生息状況を調査し、適切な保護と管理のあり方を検討

【添付資料】

人と野生鳥獣の共生に向けた取組(1,325KB)
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