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人と野生鳥獣の共生に向けた取組くらし・環境部環境局自然保護課 1 要 旨 本県の多様な野生動植物を育む豊かな自然環境を後世に継承するため、人と野生鳥獣の共生に向けた取組を進めている。 (現状) 中山間地域の過疎化や高齢化、荒廃した農地・森林の拡大により、野生鳥獣が増加し、生態系への影響や農林業被害が拡大 (1)ニホンジカ ・ニホンジカの捕獲強化により、推定生息頭数は伊豆地域ではピーク時と比較して42%、富士地域は24%減少(全国では16%減少) ・農林業被害は平成21年度から半減するものの、近年は高止まり ・警戒心が高まったニホンジカの生息地が奥山に移動し、捕獲効率が低下 <重点的な取組> ア これまでの取組に加え、奥山の捕獲区域の新設や区域の拡大、捕獲頭数の増等により、捕獲を強化 イ ドローン、携帯アプリや3次元点群データ等のデジタル技術を活用した取組を促進 ウ 県内に侵入するニホンジカに対して、隣接県等関係機関と連携した捕獲の強化 (2)ツキノワグマ ・今年度の目撃件数は、12月末時点で108件で、統計のある平成25年度以降で最多
<重点的な取組> ア 県のHPや啓発用のチラシのほか、今年度出没マップを作成し、注意喚起 イ 出没範囲が広がっており、行動範囲や推定生息頭数など生息状況を調査し、適切な保護と管理のあり方を検討 【添付資料】 |