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定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和5年05月22日 |
新型コロナウイルス感染症対応におけるＤＸの取組とその効果
健康福祉部感染症対策局感染症対策課
１ 要旨
県保健所における新型コロナウイルス感染症の対応について、ＤＸの視点を取り入れた業務改善を実施した。
２ 保健所の対応と課題
| 昨年夏の第７波までの対応 | 「ＦＡＸ」の発生届を全庁応援・派遣職員が「ＥＸＣＥＬ・Ｗｏｒｄ」や「HER-SYS」に手入力し、印刷した「紙」に順次追記 |
| その課題 | 県全体のリアルタイムな状況把握が困難な上に健康観察や食糧支援など、必要とする支援毎に台帳に転記が必要 業務のひっ迫により、陽性者に対する連絡やFAXによる発生届の国システムへの入力に遅延も発生 |
３ 取組内容
・「療養者支援情報システム」の構築：発生届をＯＣＲ処理し、保健所毎にばらばらだった陽性者情報を一元管理
・「新型コロナ療養者支援センター」の設置：システムを運用し、保健所業務を集約化
４ 成果
・システム導入により、手入力を解消し、迅速化と正確性が向上
・重症化リスクのある方への対応を手厚くするなど、県民サービスを向上・強化
５ 今後の対応
静岡県の感染症対策の司令塔となる「ふじのくに感染症管理センター」を設置し、次の感染症に備え、保健所業務のデジタル化と医療関係者、市町などが情報を共有できるプラットフォームの構築を推進
【添付資料】
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