

定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和4年03月25日 |

県有建築物の脱炭素化への取組

交通基盤部建築管理局設備課

1 概 要
建築管理局では、施設運用時の省エネルギー診断・運用改善や省エネルギー効果の高い設備機器等を導入した改修工事、新築時のZEB化の実現など、しずおかスマートオフィス実践プランに基づいた脱炭素化に取り組んでいる。
2 これまでの取組
(1)施設運用時
(ア)省エネルギー診断・運用改善
・電気・機械設備職員が施設を訪問し省エネルギー手法を提案
・エネルギー使用量 平均約3%削減
(2)改修時
(ア)省エネ効果の高い設備機器の導入
・照明器具や受変電設備、空調設備などに省エネ効果の高い設備機器を導入
・令和3年度は年間約56万kWhの削減(富士総合庁舎の年間消費量相当)
(3)新築・建替時
(ア)ZEB化の推進
○ 御前崎港管理事務所
・令和2年度にZEB(ZEB Ready)取得(県内の公共建築物で初)
・新庁舎は旧庁舎との比較で最大43%のエネルギー使用量削減
○ 官学の連携
・今年度、静岡理工科大学とZEB化達成の手法等に関する共同研究実施
・成果を現在策定中の「ZEB化設計指針」に反映
3 今後の取組
・令和4年度に策定する県有建築物ZEB化設計指針を活用し、県有建築物のZEB化を推進するととともに、県内市町や民間におけるZEBの普及にも貢献する。
・今後も、県有建築物の省エネや創エネ、木造・木質化の推進を通し、脱炭素化に取り組んでいく。

【添付資料】

県有建築物の脱炭素化への取組(1,290KB)
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