知事室(静岡市葵区)
全国の林業グループ(888団体)の活動の成果を発表する「令和4年度全国林業グループコンクール」において、最優秀である農林水産大臣賞を受賞した「天竜林業研究会」の皆さんが、受賞報告のため知事を表敬訪問しました。
天竜地域は500年以上の歴史を有する林業地で、「天竜美林」として日本三大人工美林の一つに数えられています。粘りがあり強度が高く加工がしやすい天竜材は、木造住宅の構造材として多く使用されてきました。
地元林業者の皆さんからなる天竜林業研究会は、浜松市や森林組合などと協働して森林認証(※)を取得し、認証された天竜材を東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村ビレッジプラザの外壁用などに出材したことや、林業体験講座などを通じた若い世代への普及活動が高く評価され、このたびの受賞となりました。
知事は「歴史ある天竜美林を、皆さんの手で後世に引き継いでいってもらいたい。県としても木材の活用についてしっかりとアピールをしていきます。」と話し、受賞をたたえました。
※森林認証・・・環境保全の点から見ても適切で、社会的な利益にかない、経済も継続可能な責任ある管理をされた森林や、林産物の責任ある調達に対して与えられる国際認証。
※写真撮影時のみマスクを外しています。
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