知事フォトトピックス

2020年8月19日(水)

絶滅危惧種の種子増殖に取り組む県立磐田農業高等学校に知事が委嘱状を交付





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知事室(静岡市葵区)

 県立磐田農業高等学校が「ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナー」に任命されたことを受け、同校の生徒らが知事を訪れ委嘱状を受け取りました。
 
 県は「ふじのくに生物多様性地域戦略」の取り組みを推進するにあたり、県と協働する団体を「ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナー」に委嘱する制度を創設。第一弾として同校が選出され、絶滅危惧種であるタカネマンテマの種子増殖に取り組みます。

 同校2年生の鈴木 智大さんは「失敗を繰り返しても、最後は成功したいです」「今後の活動が本当に楽しみです」と意気込みを語りました。

 知事は、「今回やることは将来役に立つ経験だと思います」「大変な仕事ですが県民を代表して期待しています」と述べました。

 今後は同校生産科学科の2年生41人が、授業を通してタカネマンテマの育成と種子増殖を行っていきます。

※タカネマンテマ
 静岡県稀少野生動植物保護条例に基づき「指定稀少野生動植 物」に指定されており、本県での確認数は50個体に満たな  い。
 本県のタカネマンテマは世界の分布の南限であり学術的価値が 非常に高い。