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知事室(静岡市葵区)
県立磐田農業高等学校が「ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナー」に任命されたことを受け、同校の生徒らが知事を訪れ委嘱状を受け取りました。
県は「ふじのくに生物多様性地域戦略」の取り組みを推進するにあたり、県と協働する団体を「ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナー」に委嘱する制度を創設。第一弾として同校が選出され、絶滅危惧種であるタカネマンテマの種子増殖に取り組みます。
同校2年生の鈴木 智大さんは「失敗を繰り返しても、最後は成功したいです」「今後の活動が本当に楽しみです」と意気込みを語りました。
知事は、「今回やることは将来役に立つ経験だと思います」「大変な仕事ですが県民を代表して期待しています」と述べました。
今後は同校生産科学科の2年生41人が、授業を通してタカネマンテマの育成と種子増殖を行っていきます。
※タカネマンテマ
静岡県稀少野生動植物保護条例に基づき「指定稀少野生動植 物」に指定されており、本県での確認数は50個体に満たな い。
本県のタカネマンテマは世界の分布の南限であり学術的価値が 非常に高い。
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