知事室(静岡市葵区)
ハーモニカの大会としては世界最大級のコンテストである「第13回アジア太平洋ハーモニカフェスティバル」が2022年10月に開催され、富士市在住の小林正人さんが10ホールズソロシニアの部で2連覇を果たしました。
5歳からハーモニカを始め、演奏歴60年の小林さんは、体育が専門の小学校教諭として勤務を続けながら、国内外の大会で数多くの入賞を果たしてきました。今回はコロナ禍で演奏機会の減少や大会の開催延期があったものの、ハーモニカへの情熱を絶やさず練習を重ね、前回の2018年北京大会に続き、2度目の栄冠に輝きました。
退職されてからは、国内外のコンクールにチャレンジする傍ら、幼稚園や小中学校、地区の文化祭や敬老会などにおいて、多彩な音色で幅広い年代の方々を楽しませ、本県の音楽文化の振興に貢献されています。
小林さんは知事室で、童謡「浜辺の歌」やジャズの名曲「セントルイスブルース」など5曲を含むメドレーを、7本のハーモニカを自在に操り、情感たっぷりに演奏しました。生演奏を聴き終えた知事は、「ブラボー!!」と声を上げ、「別世界が広がった。この演奏はぜひ多くの方々に聴いてほしい。」と称賛し、拍手を送りました。
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