ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)
国内最大級の模型見本市「静岡ホビーショー」が、4年ぶりに海外のバイヤーも迎えて開幕し、プラモデルや鉄道模型など新製品の数々が並ぶ会場は、多くの来場者でにぎわいました。
静岡県は、プラモデル製造業が、製造品出荷額全国第1位で86.5%のシェアを誇り、世界的にも注目される「模型の首都」です。「静岡ホビーショー」では、子供たちに「ものづくり」の素晴らしさを体感してもらうため、「小中高校生招待日」を2019年から設けています。応募した県内の小中高校生が、出展企業の見学に加えプラモデルの製作体験や、ラジオコントロールカー(ラジコン)の操縦体験などさまざまなプログラムを楽しみました。
「静岡ホビーショー」を主催する静岡模型教材協同組合の理事長で、静岡市に本社を置く世界有数の総合模型メーカーである(株)タミヤの田宮会長は「知事のアイデアで始まった小中高生招待日は、静岡独自の取り組みで大変素晴らしい。子供たちに自分の手で作る模型の魅力をもっと知ってもらうため、開催規模をさらに拡大できれば。」と話しました。
知事は「子供たちの目がキラキラ輝いている。一生忘れられない思い出になったと思う。」と話し、各ブースを興味津々で楽しむ子供たちの姿に目を細めました。
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