14:00 知事室(静岡市葵区)
韮山の江川家が醸造し、戦国時代には織田信長、豊臣秀吉、徳川家康にも贈られたといわれる「江川酒」。この醸造方法を記した史料が、令和2年5月に発見されたことを受け約320年ぶりに復元され、先日、4月10日に新酒720ml瓶500本が蔵出しされました。
これを記念し、江川家第42代当主の江川洋さんをはじめ関係の皆さんが知事室を訪れ、「令和4年江川酒」を知事に贈呈しました。
復元された江川酒は、伊豆の国市に現存する江川家住宅(国重要文化財)に隣接した水田で収穫された米を使って仕込んだものです。
江川さんも「アルコール度数がやや高く、甘みが強い酒だが、すっきりした味わいに仕上がっている。」と、出来映えに満足な様子でした。
知事も、幻の酒「江川酒」を前に「300年以上も前にこのような酒を造ることができたのは驚きだ。当時の最先端技術が今まで継承されてきたことは、実に素晴らしい。」と笑顔を見せました。
※写真撮影時のみマスクを外しています
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