知事室(静岡市葵区)
6月第3日曜日の「父の日」は「わさびの日」です。父の日にわさびを贈る習慣を広め、多くの方々に本県産わさびの魅力をPRするため、県山葵組合連合会の皆さんが、知事にわさびを贈呈しました。
わさびは、栽培方法によって「水わさび」と「畑わさび」に分けられます。本県では生食用の「水わさび」を中心に栽培しており、令和3年度の生産量は234.6トン、産出額は28億円で、ともに全国1位を誇ります。すりおろすと清涼感のある、わさび特有の辛みは、寿司、刺身、蕎麦などの薬味として、古くから和食に欠かせない食材です。
また、昨今、国内外で和食や日本食への関心が高まる中、階段状のわさび田で豊富な湧き水を使って栽培する本県の「静岡水わさびの伝統栽培」が、平成30年3月に世界農業遺産に認定されています。
知事は「本県のわさびは、世界の宝です。高品質なブランドとして市場を確立できるようにPRしていきたいと思います。」と話しました。
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