11:00 知事室(静岡市葵区)
菊川市を拠点に活動する劇団静岡県史が、3月27日(日)に同市で上演する「マダム・バタフライ−三浦環(たまき)ものがたり」のPRのため、知事を表敬訪問しました。
この物語の主人公「三浦 環」は、現在の御前崎市出身の父と菊川市出身の母を持つ静岡ゆかりの偉人で、明治から昭和にかけて活躍した日本を代表するオペラ歌手です。プッチーニの「蝶々夫人」でプリマドンナを務めるなど、数多くの国際的舞台に立ち、高い評価を得ました。
三浦環に更にスポットを当てようという地元の盛り上がりを受け、「静岡県の歴史を舞台化する県民劇団」である劇団静岡県史がこの音楽劇を制作。本番に向け舞台稽古に取り組んでいます。
主宰の松尾さんは「2023年に開催される静岡国際オペラコンクールの盛り上がりにもつなげていきたい。」と力強く語りました。主役の三浦環を演じる藤森さんは舞台衣装で訪れ、「大きな役で緊張するが、歌や踊りの魅力を精一杯伝えたい。」と抱負を述べました。
知事は「本県ゆかりの人物でアリアも素晴らしい。演劇は人間形成の力になるもの。ぜひ多くの方々に関心を持っていただきたい。」と激励しました。
※写真撮影時のみマスクを外しています
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