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県庁知事室（静岡市葵区）
今年６月に本県９代目の高校生平和大使に選考された県立静岡高等学校２年生の今永 歩さんと長崎派遣代表に選考された同校１年生の杉木 千夏さん、不二聖心女子学院高校２年生、木下 桜さんが、今後の活動に先立ち、知事を表敬訪問。
今永さんは、「高校生をはじめ、多くの方々が核のことを見つめ直すきっかけを作りたい」と決意を述べ、木下さんは「実際に行動をしないとものごとは変わらない」「被爆された方の声を聞ける最後の世代になるかもしれない」と参加に至った思いを述べました。
知事は、「平和を作ることは決して簡単なことではないですが、人間の尊厳を守るために強い信念を持ってがんばってください」と激励しました。
３人は今後、本県の代表として国連欧州本部や長崎市への訪問、高校生１万人署名活動などに参加し、平和の尊さや、核兵器の廃絶を訴えていきます。
※高校生平和大使とは
１９９８年に長崎の高校生が国連本部を訪問し核兵器廃絶を訴 えたことが活動の始まり。その活動が認められ、２０１８年か ら３年連続でノーベル平和賞の候補となっている。静岡県で は、２０１２年に初めて平和大使を選考・派遣。
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