ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 道路 - 道路維持修繕工 紫外線硬化型F R P シートによる道路構造物腐食補修及び照明柱根元補修
登録番号 |
1396 |
画像なし |
登録番号(NETIS) |
CB-990022-V |
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評価結果 |
レベル2 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
道路 /道路維持修繕工 |
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新技術名称 |
紫外線硬化型F R P シートによる道路構造物腐食補修及び照明柱根元補修 |
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副題 |
ウルトラパッチ工法 |
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従来技術名称 |
鉄板当て板工 |
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問い合わせ先 |
阿南電機株式会社 |
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概要 |
ゴムの様に柔かいシートである「ウルトラパッチ」を、鋼構造物の腐食により欠損した箇所に貼付けて補修を行う工法である。従来は、当て板等にて補修を行っていたが、溶接の場合には特別な技能講習を受講、またはCFRP等の炭素繊維プレートの場合には、有資格者(または協会に所属)でなければ施工できないという制約があった。さらに、溶接の場合には熱が生じることから躯体への影響が懸念され、火気の取扱いにも十分に注意を有する必要があった。その一方、ウルトラパッチは、ハサミやカッター等でカットするだけで個人の技能に関係なく施工可能であり、施工面は均一にt=1.5mmの厚みを確保することができる。また、ガラス繊維に短繊維を採用しているため、施工角度の制限がなく複雑な形に追随することができる。 |
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活用に当たっての留意事項 |
・構造物に応力的な欠損がないことを確認する必要がある。 ・施工面の処理(ケレン)を確実に行う必要がある。ケレン後の施工面はプライマーを塗布し、乾燥後にウルトラパッチを貼り付ける。この際、シート内に空気が入らない様に注意する。 ・施工面はドライであることが条件であり、油分がある場合もふき取る必要がある。 |
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適用可能な箇所 |
・貼り付け面がドライであること。 ・硬化後の耐熱温度は、乾燥状態で200℃、湿潤状態(橋下等のジメジメ)で90℃まで可。 |
[ 全文書:PDF形式ファイル ]
お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569