ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 河川・砂防 - 砂防工 SBウォール工法
登録番号 |
1362 |
画像なし |
登録番号(NETIS) |
CG-050010-A |
|
評価結果 |
レベル2 |
|
区分 |
工法 |
|
分野 |
河川・砂防 /砂防工 |
|
新技術名称 |
SBウォール工法 |
|
副題 |
砂防ソイルセメント工法(INSEM工法)による堤体内部材と機能性に優れた外部保護材を組み合わせた複合構造形式の砂防えん堤工法 |
|
従来技術名称 |
砂防工(コンクリート工) |
|
問い合わせ先 |
日鐵住金建材株式会社静岡支店 |
|
概要 |
当技術は治水砂防事業において、山脚固定、縦侵食防止、土砂流出抑制、土石流対策などを目的とした砂防えん堤を現地発生土砂を有効活用して構築する技術である。従来はコンクリートえん堤で対応していたが、本工法は、現地発生土砂を有効活用するINSEM材をえん堤の内部材として利用し、内部材を保護する目的で上下流面に外部保護材(軽量鋼矢板、コンクリートブロック)を配した重力式砂防えん堤である。INSEM材を使用することにより、これまで建設残土として処理していた施工現場内の崩積土や掘削土などを有効活用できるため、コスト縮減、建設環境の向上に寄与する。また、INSEM材は連続打設が可能であることや外部保護材が堤体を構築する際の型枠機能を兼用することから、省力化が図れ、工期短縮が可能となる。 |
|
活用に当たっての留意事項 |
・「砂防ソイルセメント活用ガイドライン」および「SBウォール工法 設計・施工マニュアル」に準じて設計を行う。 ・現地発生土砂の使用にあたっては、事前に材料特性を把握し、配合試験により要求品質を満足することを確認する必要がある。 ・本施工前に試験施工を実施し、所定の要求品質が得られることを確認する必要がある。なお、一日のINSEM材の打設高さは、1.5m/日を目処とすること。 |
|
適用可能な箇所 |
・原則としてえん堤高さが15m未満の土石流対策えん堤およびその他の砂防施設。 ・不透過型砂防えん堤および透過型砂防えん堤の非越流部。 |
[ 全文書:PDF形式ファイル ]
お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569