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ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 共通工 - 法面工  SPソイルネイル

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新技術・新工法情報データベース


登録番号

1385

画像なし

登録番号(NETIS)

KK-040039-VE

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

共通工 /法面工

新技術名称

SPソイルネイル

副題

2方向加圧注入する部分2重管方式の本設ロックボルト

従来技術名称

鉄筋挿入工(アンカ−マシンでの二重管堀り工法)

問い合わせ先

エスティ−エンジニアリング株式会社
072-990-0250

概要

 当工法はSPボルトを地山に挿入し、法面の安定性を高める補強土工法である。特徴としては @孔壁が自立しない地山で口元のみを二重管削孔し、以遠はSPボルトのみを追い討ちする。 A削孔を先導するロストビット(SPビット)の削孔呼び径はφ65mmである。 B削孔にはバックホウ式ドリル、クレーン式ドリル、ボーリングマシン(軽量型)、クローラドリル(空気式非搭乗式)を用いる。 C注入工程でSPボルト先端側と口元の外管先端側の2方向から積極的に加圧注入する「部分二重管方式」の採用により「まとめ注入」と「外管の人力回収」が可能である。 従来は壁が自立しない地山にはφ90mm削孔のアンカーマシンが用いられ、機械と足場が大きく、1本づつ注入した後で機械による外管回収が必要で工期も長かった。 法面の補強工事に多く用いられているが、既設構造物の基礎補強や河川護岸背面の補強にも用いられている。

活用に当たっての留意事項

・設計時:従来工法同様に、適切な土質定数および周面摩擦抵抗値を採用し、地下水の有無を確認する必要がある。部分2重管方式はセメントミルクを加圧注入するため、地下水があってもグラウトの造形は可能である。 ・施工時:施工スペ−スが確保できるか出来ないかで、削孔機の種類が違ってくる。 ・維持管理等:従来工法同様に、頭部のキャップからの防錆油の漏れや、キャップの破損等に対する管理が必要になる。

適用可能な箇所

@自然条件:従来工法と異なり、加圧注入を行うため地下水があってもアンカ−と同様に造形は可能。 A適用可能な範囲:単管堀り小型機で、粘性土・砂質土・礫質土・玉石混じり土・軟岩での施工が可能。 B最大長7mのボルトで対処できる滑りなら必要抑止力Pr=400(kN/m)程度の大きな領域まで適用可能。


[ 全文書:PDF形式ファイル ]

pdfファイル

お問い合わせ

交通基盤部建設支援局技術管理課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2148

ファックス番号:054-254-3569

メール:gijyutsukanri@pref.shizuoka.lg.jp