ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 道路 - 道路維持修繕工 チタンロッド内部挿入陽極工法(電気防食)
登録番号 |
1282 |
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登録番号(NETIS) |
TH-990090-A |
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評価結果 |
レベル2 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
道路 /道路維持修繕工 |
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新技術名称 |
チタンロッド内部挿入陽極工法(電気防食) |
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副題 |
電気防食によるコンクリート構造物の塩害対策 |
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従来技術名称 |
表面保護塗装工 |
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問い合わせ先 |
東興ジオテック株式会社 |
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概要 |
海からの飛来塩分や融雪剤等による塩害、中性化の進行にともなうコンクリート中の鋼材の腐食およびコンクリートの早期劣化が問題となっている。電気防食工法はこのような環境下の鋼材の腐食反応を電気化学的に不活性な状態に保ち腐食を抑制する信頼性の高い工法である。チタンロッド内部挿入陽極工法は陽極をコンクリート内部に差し込み、そこから防食電流を供給することによって、コンクリート中の鋼材の腐食を抑制する工法で、死荷重の増加をともなわない、またコンクリート表面に既塗装面がある場合でも特別な下地処理を必要としないなどの特徴がある。 |
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活用に当たっての留意事項 |
1)下地コンクリートの剥離、浮きが著しい場合は、本工法施工前に劣化部を確実に撤去し、断面修復を実施し一体化をはかる必要がある。2)鋼材の断面欠損が著しい場合には補強筋などの対策が必要。3)過密配筋箇所へ適用する場合には、削孔空間の確保など十分な検討が必要。4)削孔時には非破壊検査による鉄筋位置の確認および、削孔後に離隔の確認が必要。5)対象面積が小さい場合直流電源装置の費用の比重が重くなり割高になる。 |
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適用可能な箇所 |
1)干満部、大気中のコンクリート構造物の殆どに適用可能。水中部は適用不可能。2)既塗装面にも適用可能。3)耐荷力低下のある構造物では、補強工法の併用が必要。4)将来的に塩害が予測される環境下のコンクリート構造物の予防保全としても適用可能。 |
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お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569